出版社内容情報
メアリー・ボイス[メアリー ボイス]
著・文・その他
山本 由美子[ヤマモト ユミコ]
翻訳
内容説明
三五〇〇年前、啓示による人類最古の宗教が中央アジアに誕生した。ゾロアスター教である。至高の創造主アフラ・マズダーを崇拝、火と水の祭儀、善悪二元論、救世主信仰を特徴とする。その思想は、キリスト教、イスラム教、仏教へと流れ込んだ。謎に満ちたゾロアスター教を、その誕生から現代インドに残るパールシーまで包括的に論じた格好の入門書。
目次
ゾロアスター教の背景
ゾロアスターとその教え
マズダー礼拝の確立
記録のない数世紀
アケメネス朝時代
セレウコス朝とアルサケス朝時代
サーサーン朝初期
サーサーン朝中期
サーサーン朝後期
カリフの時代
イル汗国―ラージャとスルタンの時代
サファビー朝とムガル朝時代
カージャール朝とイギリス支配の時代
二十世紀の状況〕
著者等紹介
ボイス,メアリー[ボイス,メアリー][Boyce,Mary]
1920年生まれ。イラン語ならびにゾロアスター教を専門とする英国人学者。ロンドン大学ハロウェイ・カレッジ、SOASにて学び、ケンブリッジ大学より東洋学で博士号を取得。後にロンドン大学で教鞭を執る。ゾロアスター教関連の著作が多数ある。2006年没
山本由美子[ヤマモトユミコ]
東京大学文学部東洋史学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了。ロンドン大学でメアリー・ボイスに師事。現在、川村学園女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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