講談社学術文庫<br> 開国と幕末変革―日本の歴史〈18〉

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講談社学術文庫
開国と幕末変革―日本の歴史〈18〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062919180
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0121

出版社内容情報

世界史的視野と新史料で描く維新前夜
開国と攘夷の激しい角逐幕府はどのようにして倒壊への道をたどったか。
十九世紀は一揆、打ちこわしが多発した。その中、雄藩は独自の改革を進め、自立をめざした。一方、ペリーの来航、開国を迫る列強の圧力に幕府は根底から揺さぶられる。「開国」「尊皇」「攘夷」「討幕」が入り乱れ、時代は大きく動き、幕府は倒壊への道をたどる。本書は、特に沸騰する民衆運動に着目し、世界史的視野と新史料で「維新前夜」を的確に描く。

井上 勝生[イノウエ カツオ]
著・文・その他

内容説明

十九世紀は一揆、打ちこわしが多発した。その中、雄藩は独自の改革を進め、自立をめざした。一方、ペリーの来航、開国を迫る列強の圧力に幕府は根底から揺さぶられる。「開国」「尊皇」「攘夷」「討幕」が入り乱れ、時代は大きく動き、幕府は倒壊への道をたどる。本書は、特に沸騰する民衆運動に着目し、世界史的視野と新史料で「維新前夜」を的確に描く。

目次

序章 人間の静かな大地
第1章 「成熟」の進展
第2章 民衆運動の高まり
第3章 十九世紀世界と天保の改革
第4章 開国と外交交渉
第5章 開国から尊王攘夷へ
第6章 動乱の幕末
終章 富貴繁昌

著者等紹介

井上勝生[イノウエカツオ]
1945年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院文学研究科日本史専攻博士課程中退。国文学研究資料館助手、北海道大学文学部教授、同大学院文学研究科教授を歴任。現在、北海道大学名誉教授。専門は幕末・維新史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

109
日本史の中では一番面白い時期なのでしょうね。江戸幕府の末期あるいは明治維新直前の様子を私にはわかりやすく説明されています。この時代は小説が出されたりさまざまなドラマ化されたりしていますが、このような本を読んできちんとした事実を頭においてから、そのようなものを楽しんだほうがいいという気がします。しっかりした内容のいい本です。2017/08/31

k5

55
黒船とそれを受け入れる側の幕府の交渉が、高度な情報戦であることが分かったのが一番の収穫かも。ペリーはシーボルトの得た情報をもとに、浦賀を封鎖すれば消費都市江戸が孤立することを読んで襲撃してますし、日本側はハリスの条約案を「オランダ風説書」や中国側の文書で検証するというスリリングな交渉に胸躍ります。やってる方はたまらんだろうけど。2025/01/14

coolflat

16
8頁。江戸時代後期の社会の成熟をいっそう進展させたのは経済の上昇であった。その上昇をもたらした要因のひとつはアイヌ民族と和人雇い漁夫が生産したニシンの魚肥である。ニシンの資源量は日本海とオホーツク海において膨大であった。18世紀後半には畿内に、19世紀前半には北陸と瀬戸内へ肥料として広く供給されるようになり、ニシン〆粕は商品作物に、胴ニシンは米作に使用され、それによって農業生産は飛躍的な伸びを見せた。蝦夷地の生産から始まる経済の上昇システムは当時から正確に自覚されていた。2023/09/16

かんがく

13
文明国による野蛮国の開国という西洋中心史観、『維新史』に見られる幕府を過小評価した新政府史観へ偏らず、幕末史を論じる。一点目については、日本中に巡らされた通称や金融の制度から経済面、一揆の作法に見られる代議制から政治面、オランダ通商と万国公法への理解から外交面と、江戸期の日本の先進性を再評価している。二点目については、開国から倒幕までの流れを、岩倉や薩長からのみでなく、幕臣や外国公使など様々な視点からの概説を試みている。多面的な幕末像を描いている良著。2019/02/12

ぴー

12
 幕末史を中心に書かれた通史。幕末史に無知な自分にも、分かりやすく書かれていた。ペリー来航時の幕府側の対応や当時の民衆の成熟度合いなど、様々な点で勉強になった。ただ幕末史ということもあり、登場人物が多かったり、様々な立場の視点も書かれていたので勉強をもう少ししたいと思った。2023/12/25

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