出版社内容情報
ソニー、グーグル日本法人社長を経て独立起業した実業家と、多くの企業トップに切り込んできた評論家が日本の病巣に迫る!ソニーはかつて、輝ける異端だった。
組織に従順で挑戦しない者が出世し、「個」を犠牲にする日本企業から、イノベーションは生まれない。
原子力災害で露(あらわ)になった東京電力の実態、東芝の粉飾決算と巨額損失、シャープの経営危機と台湾資本による買収、三菱自動車や神戸製鋼の不祥事など、「大企業病」のさまざまな症状が、いま日本に表出している。これら日本企業が抱える問題は、連続する政治スキャンダルとも決して無縁ではない。
「日本病」ともいうべきこの病の進行を食い止めるためには、世間の常識に捉われず、異端であることを厭わず、自由闊達を標榜し、個を尊重して世界から尊敬され繁栄した、かつてのソニーが育んだDNAが参考になるのではないか。
ソニーのカンパニープレジデントや、グーグル日本法人社長を経て独立起業した実業家と、多くの企業トップに切り込んできた評論家が「株式会社・日本」の病巣に迫る!
「独創性」というソニーのDNA
「カルト日本企業」批判
凄腕の技術者たち
パソコンは「速度のビジネス」
ソニーを蝕んだ大企業病
グーグル以降の企業文化
佐高 信[サタカ マコト]
著・文・その他
辻野 晃一郎[ツジノ コウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
ソニーはかつて、輝ける異端だった。挑戦しない者が出世し、「個」を犠牲にする日本企業から、創造性は生まれない。ソニー、グーグル日本法人社長を経て独立起業した実業家と、多くの企業トップに切り込んできた評論家が日本の病巣に迫る!
目次
第1章 「独創性」というソニーのDNA
第2章 「カルト日本企業」批判
第3章 凄腕の技術者たち
第4章 パソコンは「速度のビジネス」
第5章 ソニーを蝕んだ大企業病
第6章 グーグル以降の企業文化
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。高校教師、経済誌編集者を経て、評論家に。『週刊金曜日』編集委員
辻野晃一郎[ツジノコウイチロウ]
1957年、福岡県生まれ。1984年に慶應義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニーに入社。1988年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、ホームビデオ等の事業責任者やカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年グーグルに入社し、グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。同社代表取締役社長兼CEOを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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