講談社+α新書<br> 医者には絶対書けない幸せな死に方

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講談社+α新書
医者には絶対書けない幸せな死に方

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062915144
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報

人生最期の日々を、本人、家族にとって最良のものとするには、どのように医療・介護と付き合えばいいのか。そのための知識とやり方。「できればポックリと死にたい」「穏やかに死にたい」。
でも、そのためには準備が必要。
このままでは、死ぬに死ねない!

病院死が8割を超える現代日本。
そのほとんどの人が終末医療を経て亡くなる。
じつはこの終末医療、死にゆく人にとっては、「拷問」に等しい苦しみということはご存じだろうか。
人は死ぬ間際になると、栄養をほとんど必要としなくなり、枯れるように亡くなる。
いわゆる餓死のような状態が自然で楽な死に方。
しかし終末医療では、そうした状態の人に延命と称して、チューブで無理矢理栄養や水分を送り込む「処置」が行われる。
そうやって死ぬに死ねない状態で、苦しみながらベッドの上で数ヵ月生き続けることになる。

それが本人にとって、家族にとって幸せな死に方なのだろうか?

いまでは「ムダな延命措置を拒否する」ことを希望する人も増えてきたが、
それでも一度、状態が悪化してチューブを取り付けられたら最後、
それを途中から外すことは、いまの日本ではきわめて難しい。

そのような状態にならないためにはどうすればいいのか。

本書では家族を相次いで介護することになった著者が、
自らの体験をベースに、本人にとって、家族にとってベストの選択とはなにか、
どうすればそのベストの選択ができるのかを明らかにしていく。

医者との付き合い方、介護施設の見つけ方、どのくらいカネがかかるのかなどなど。

人生でもっとも大切な最期の時間をみんなハッピーに過ごすためのガイドブック。

はじめに
第1章 死に方の理想と現実
第2章 医師・病院と正しくつき合う技術
第3章 癌で死ぬという解
第4章 本当にアルツハイマーなのか?
第5章 認知症の親と向き合う
第6章 大切な老後資金を奪われないために
第7章 老後破産しないための経済学
第8章 死に場所としての施設を見つける技術
第9章 「ここで死んでもいいですか?」
第10章 死に方・死に時は選べるのか
おわりに──愛する技術と死ぬ技術


たくき よしみつ[タクキ ヨシミツ]
著・文・その他

内容説明

「看取り医者」「死に場所」「お金」「お墓」etc。本人も家族もハッピーになる逝き方に技術。

目次

第1章 死に方の理想と現実
第2章 医師・病院と正しくつき合う技術
第3章 癌で死ぬという解
第4章 本当にアルツハイマーなのか?
第5章 認知症の親と向き合う
第6章 大切な老後資金を奪われないために
第7章 老後破産しないための経済学
第8章 死に場所としての施設を見つける技術
第9章 「ここで死んでもいいですか?」
第10章 死に方・死に時は選べるのか

著者等紹介

たくきよしみつ[タクキヨシミツ]
鐸木能光。1955年、福島市生まれ。原子力政策の闇をテーマにした「マリアの父親」で第4回小説すばる新人賞(1991年)。作曲、小説、デジタル文化論、狛犬研究など幅広い分野で活動。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさうさ

27
病院で死ぬということがいかに拷問であるかを自身の親の例をあげ説いている。確かにこれも恐怖であるが、ほとんどを占める介護の話題の方が恐怖を煽る。でもこちらも著者の体験に基づいてるので実際このようなものなんだろう。お金がないと介護も受けられないし、要介護状態になる前に死にたいものだね。2018/03/07

にゃん

14
親も年老いて、自分自身も子育てを終えてだんだんと老いを感じるようになって、死に方についてよく考えるようになった。本書は知りたいことが分かりやすく書かれていて、老いて死ぬことに対する漠然とした悲しみを軽減してくれたように思う。とりあえず「週末期における要望書」を早速便箋に書き写し、娘に渡そうと思います。2025/03/31

ochatomo

9
義父の認知症、義弟の入院で【再読】 生前贈与という“預金”方法、(ケアマネジャー申請による)ロングショートステイ、(介護保険適用外)お泊りデイ、終末期宣言書2021/08/16

乱読家 護る会支持!

5
延命治療技術が発達した日本では、病院のベッドで何ヶ月間も縛り付けたまま拷問のような状態で死を迎える。そんな日本で、安らかな死、幸せに死ぬ技術を考える本。。。 穏やかに眠るように死にたいのう、、、、 老衰ではなかなか死ねない。死亡前一年間でかかる医療費はざっと300万円。医師に丸投げして死を委ねるよりも、「看取り医」を育てる気持ちで。老後破産しない為の経済。死に場所としての施設は自分で調べておく。消極的安楽死(延命治療させない)の為に「終末期宣言書」の作成を。2018/06/07

ベルカ

4
長寿を善とする日本において、幸せな死を迎えることがどれだけ困難であるかが、著者の実体験をもとにわかりやすく語られている。医者に言われるがままにならず、最期まで自分の尊厳を貫きたいところ。凍死は自殺の中では周囲への迷惑が少ないお勧めの死に方だそうな。そういうの、もっと知りたい。2019/06/28

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