出版社内容情報
名声を得た後のモームが「自らの魂の平穏のため」に描いた戯曲二篇。人間の本質を衝く傑作悲喜劇を、モーム研究の第一人者の名訳で。名声を得た後のモームが「自らの魂の平穏のため」に描いた戯曲二篇。人間の本質を衝く傑作悲喜劇を、モーム研究の第一人者の名訳で。
モーム[モーム]
著・文・その他
行方 昭夫[ナメカタ アキオ]
翻訳
内容説明
一九三二年の初演時“世界に誇りうる英国演劇の傑作”“イプセン以後の最大の作品”と評された「報いられたもの」。自分が心からしたいことのみをしようと、ある日突然、仕事も家庭も捨てた男が巻き起こす喜劇を描く「働き手」。第一次大戦後のイギリス社会の矛盾と人間の本質を衝き、興行成績を度外視して“自らの魂の満足のため”に書いた、円熟期モームの四大問題劇中の名作二篇。
著者等紹介
モーム[モーム] [Maugham,William Somerset]
1874・1・25~1965・12・16。小説家、劇作家。イギリス人の両親のもと、パリで生まれるが、幼くして両親を病気で亡くし、10歳のときにイギリスの叔父に引き取られる。医学学校を卒業後、医師となり、第一次大戦では軍医として従軍するも、途中で諜報機関勤務となり、ジュネーヴにて諜報活動を行う。その後、アメリカへ渡り、タヒチではゴーギャンを題材に後の傑作『月と六ペンス』に繋がる取材をし、革命中のロシアへも潜入するなど、生涯を通じて世界を渡り歩いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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