講談社文芸文庫<br> 谷間/再びルイへ。

個数:
電子版価格
¥1,672
  • 電書あり

講談社文芸文庫
谷間/再びルイへ。

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月19日 21時56分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062903325
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

昭和二十年、長崎の兵器工場学徒動員で被爆。
多くの死をくぐり抜け、少女は生き残った。
結婚、出産、幼い命を育てるのは恐怖との闘いであった。
二十数年後の離婚、それは個の崩壊であり八月九日の闇なのか。
八十を越えて書いた小説「再びルイへ。」は、著者の歩んだ人生への回答、あるいは到達でもある。
川端賞受賞作「三界の家」を含む、心うつ短篇小説集。

林 京子[ハヤシ キョウコ]
著・文・その他

内容説明

昭和二十年、長崎の兵器工場学徒動員で被爆。多くの死をくぐり抜け、少女は生き残った。結婚、出産、幼い命を育てるのは恐怖との闘いであった。二十数年後の離婚、それは個の崩壊であり八月九日の闇なのか。八十を越えて書いた小説「再びルイへ。」は、著者の歩んだ人生への回答、あるいは到達でもある。川端賞受賞作「三界の家」を含む、心うつ短篇小説集。

著者等紹介

林京子[ハヤシキョウコ]
1930・8・28~。小説家。長崎県生まれ。長崎高女卒。父の仕事先である上海で14歳まで暮す。1945年、帰国。三菱兵器大橋工場に動員され、勤務中に被爆、爆心地から1.4キロの地点だった。その体験をもとに書いた「祭りの場」で群像新人賞、芥川賞受賞。その後も鎮魂と祈りの作品を中心に執筆。著書に『上海』(女流文学賞)『三界の家』(川端賞)『やすらかに今はねむり給え』(谷崎賞)『長い時間をかけた人間の経験』(野間賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソングライン

15
学徒動員中の長崎で被爆した少女が物語の主人公となり、結婚、出産、息子の結婚、そして老いたいま、震災による原発事故を目にした心情が綴られていく短編集です。常に死を意識した日常生活、その悲しみと恐ろしさを共有できなかった夫との20年の結婚生活、そして壮年を迎え、父の納骨堂を母と訪れた時に交わされる静かな死生観。作者が83歳の時に発表された「再びルイへ」の中の、原発事故を繰り返してしまう人間の愚かさに対する作者の怒りと衰えない精神の崇高さが心に響きます。2019/11/19

gontoshi

1
林さんの自伝と言える本です。 林さんがどのように生きたかが伝わって来ます。2020/08/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11237388
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。