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講談社文芸文庫
現代小説クロニクル1990~1994

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062902663
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

1975年以降に発表された名作を5年単位で厳選する全8巻シリーズ第4弾。現代小説は40年間で如何に表現を切り拓いてきたのか1975年以降に発表された名作を5年単位で厳選する全8巻シリーズ第4弾。現代小説は40年間で如何に表現を切り拓いてきたのか

多和田 葉子[タワダ ヨウコ]
著・文・その他

山田 詠美[ヤマダ エイミ]
著・文・その他

笙野 頼子[ショウノ ヨリコ]
著・文・その他

石牟礼 道子[イシムレ ミチコ]
著・文・その他

中沢 けい[ナカザワ ケイ]
著・文・その他

大庭 みな子[オオバ ミナコ]
著・文・その他

安岡 章太郎[ヤスオカ ショウタロウ]
著・文・その他

鷺沢 萠[サギサワ メグム]
著・文・その他

後藤 明生[ゴトウ メイセイ]
著・文・その他

古山 高麗雄[フルヤマ コマオ]
著・文・その他

日本文藝家協会[ニホンブンゲイカキョウカイ]
編集

内容説明

印刷機と鯨の音「フィヨルドの鯨」。十代最後の夏が終わる「ティーンエイジ・サマー」。晩年を生きる少女の揺らめき「晩年の子供」。幼なじみが騎兵姿で「夕陽の河岸」。泥道の邂逅、遊郭の記憶「七夕」。文学碑をめぐる解説書簡「十七枚の写真」。あの戦友や慰安婦たちは「セミの追憶」。私とスパイはバスで東へ「光とゼラチンのライプチッヒ」。夢の中の犬の匂い「犬を焼く」。電話の主は海芝浦へ行けという「タイムスリップ・コンビナート」(芥川賞)。現代文学を俯瞰する第四巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OHNO Hiroshi

2
先の戦争の話。見晴らしのきかない風景が広がる。鷺沢萠は自殺したのか、そうか。2016/08/14

K ojimo

2
ティーンエイジ・サマーと七夕が特に上手いと感じた。この絶妙な読後感こそ純文学の醍醐味だと思う。ティーンエイジ・サマーについては、18、19歳の孤独感や不安を漂わせながら希望も描く。憧れの存在である「アメリカ」という存在が物語に大きく貢献していると思う。バブル期が舞台とのことだが、現代の大学生にも通じるものが多々あるように感じた。七夕については、この長さにこれだけの世界観を確立させる石牟礼氏の表現技術に感動した。文章も詩的で大変美しい。特に、小説の結びの表現については衝撃的な美しさだった。2015/08/29

yoyogi kazuo

1
大庭みな子、後藤明生の作品目当てで読んだ。正直あまりピンと来なかった。安岡章太郎、古山高麗雄はいずれも戦時の追憶で、第三の新人にとっての戦争体験の深さ重さが伝わる。2021/08/02

OHNO Hiroshi

1
現代小説クロニクル 1990~1994 (講談社文芸文庫) 文庫 2015/4/11 多和田 葉子 (著), 山田 詠美 (著), 笙野 頼子 (著), 石牟礼 道子 (著), 中沢 けい (著), 大庭 みな子 (著), & 5 その他 文庫: 288ページ 出版社: 講談社 (2015/4/11) 言語: 日本語 ISBN-10: 4062902664 ISBN-13: 978-4062902663 発売日: 2015/4/11 「フィヨルドの鯨」大庭みな子/日本経済新聞出版社『大庭みな子全集12015/04/14

あすか

0
ん~あまり面白くなかったかな… 前衛文学はちょっと苦手。2017/05/11

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