出版社内容情報
「ほとんど奇跡のような成り立ちかたをしている」(川上未映子選「古典風」)――異性作家は太宰をどう読み、いかに選ぶのか。「ほとんど奇跡のような成り立ち方をしている」(川上未映子選「古典風」)、
「彼自身が、ひとつの作品」(桐野夏生選「思い出」)、
「この甘やかさに浸らずにいられない」(松浦理英子選「秋風記」)――
七人の女性作家がそれぞれの感性で選ぶ、未だかつてない太宰短篇選集。
女生徒 江國香織・選
恥 角田光代・選
母 川上弘美・選
古典風 川上未映子・選
思い出 桐野夏生・選
秋風記 松浦理英子・選
懶惰の歌留多 山田詠美・選
年譜
選者略歴
太宰 治[ダザイ オサム]
著・文・その他
江國 香織[エクニ カオリ]
著・文・その他
角田 光代[カクタ ミツヨ]
著・文・その他
川上 弘美[カワカミ ヒロミ]
著・文・その他
川上 未映子[カワカミ ミエコ]
著・文・その他
桐野 夏生[キリノ ナツオ]
著・文・その他
松浦 理英子[マツウラ リエコ]
著・文・その他
山田 詠美[ヤマダ エイミ]
著・文・その他
内容説明
七人の女性作家がそれぞれの感性で選ぶ、未だかつてない太宰短篇選集。
著者等紹介
太宰治[ダザイオサム]
1909・6・19~1948・6・13。小説家。青森県生まれ。県内屈指の素封家の六男として誕生。青森県立青森中学校在学時から同人誌に作品を発表。1930年、東京帝国大学仏文科在学中に共産主義活動にのめり込み、女給田部シメ子と心中を図る。35年「文藝」に発表した「逆行」が第1回芥川賞候補となる。36年、処女作品集『晩年』刊行。37年、内縁の妻小山初代と心中未遂。39年、井伏鱒二の仲介で石原美知子と結婚し、安定した生活を得て充実した作品を次々に発表。戦後『斜陽』で流行作家となるが、『人間失格』を書き上げた48年に愛人山崎富栄と玉川上水で入水自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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