講談社文芸文庫
個人全集月報集 円地文子文庫・円地文子全集 佐多稲子全集 宇野千代全集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062902410
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0195

出版社内容情報

個人全集の中から、女流作家を代表する三人を選び、その月報に寄せられた名文を全網羅する。

日本古典文学への深い造詣をもとに、
女の情念と孤独を官能的に描いた円地文子。
戦中、戦後を厳しい眼差しで見つめ、
魂の文学へと昇華させた佐多稲子。
四度の結婚や実業家としての活躍など、
奔放な人生を小説に投影した宇野千代。
激動の時代を波瀾万丈に生き、
昭和の「女流文学」を牽引した三作家の
文学性と人間像を浮き彫りにする、
個人全集月報集第三弾。

【著者紹介】
円地文子(1905.10.2~1986.11.14)小説家、劇作家。東京生まれ。国語学者の家に生まれ、幼時より古典に親しむ。「ひもじい月日」で女流文学者賞。著書に『妖』『女坂』(野間文芸賞)『なまみこ物語』(女流文学賞)『朱を奪う者』(谷崎潤一郎賞)『遊魂』(日本文学大賞)『円地文子訳 源氏物語』(全10巻)がある。
佐多稲子(1904.6.1~1998.10.12)小説家。長崎県生まれ。26年、同人誌「驢馬」の同人(中野重治、窪川鶴次郎、堀辰雄など)と出会う。28年、「キャラメル工場から」を発表。プロレタリア作家として出発する。著書に『くれなゐ』『女の宿』(女流文学賞)『樹影』(野間文芸賞)『時に佇つ』(川端康成文学賞)『夏の栞-中野重治をおくる-』(毎日芸術賞)など。
宇野千代(1897.11.28~1996.6.10) 小説家。1921年、『時事新報』の懸賞小説に「脂粉の顔」が当選。36年、ファッション雑誌「スタイル」創刊。着物デザイナーなど実業家としても活躍。著書に『おはん』、『色ざんげ』、『或る一人の女の話』、『幸福』(女流文学賞)、『雨の音』(菊池寛賞)など。

内容説明

古典への深い造詣をもとに、女の情念と孤独を官能的に描いた円地文子。戦中、戦後を厳しい眼差しで見つめ、魂の文学へと昇華させた佐多稲子。四度の結婚や実業家としての活躍など、奔放な人生を小説に投影した宇野千代。激動の時代を波瀾万丈に生き、昭和の「女流文学」を牽引した三作家の文学性と人間像を浮き彫りにする、個人全集月報集第三弾。96編の随筆集。

目次

円地文子文庫月報(谷崎潤一郎;尾崎一雄;大江健三郎;田中澄江;江藤淳 ほか)
円地文子全集月報(高橋たか子;吉田精一;網野菊;車谷弘;安東伸介 ほか)
佐多稲子全集月報(小田切秀雄;原泉;川村二郎;林京子;奥野健男 ほか)
宇野千代全集月報(井伏鱒二;小山いと子;菊池寛一;河上徹太郎;松原一枝 ほか)