出版社内容情報
師・太宰治に愛された、孤独と祈りに溢れる汚れなき小説世界。短く不遇な生涯において残された数少ない短篇を精選した希少な作品集。市井の人々の小さな人生に汚れなき魂を見いだし、
五〇篇に満たない美しい短篇を遺して
不遇の生涯を閉じた作家、小山清の希少な作品集。
馴染の妓との関わりと別れを哀切に綴る「朴歯の下駄」、
幼な子イエスを慈しむマリヤとヨセフのある一日「聖家族」ほか、
太宰治、井伏鱒二との交流を振り返る随筆を併録。
小山 清[コヤマ キヨシ]
著・文・その他
内容説明
市井の人々の小さな人生に汚れなき魂を見いだし、五〇篇に満たない美しい短篇を遺して不遇の生涯を閉じた作家、小山清の希少な作品集。馴染の妓との関わりと別れを哀切に綴る「朴歯の下駄」、幼な子イエスを慈しむマリヤとヨセフのある一日「聖家族」ほか、太宰治、井伏鱒二との交流を振り返る随筆を併録。
著者等紹介
小山清[コヤマキヨシ]
1911・10・4~1965・3・6。小説家。東京・浅草の新吉原生まれ。父は盲目の義太夫語り。17歳の時に洗礼を受けるが、後に離籍。1940年、太宰治を訪ね、以後師事する。45年、太宰一家の疎開中、留守宅を守る。戦後の47年、夕張炭鉱の鉱員となり北海道へ。48年、太宰の死を機に帰京。美智子未亡人とともに太宰の作品の発掘や書誌の整備に尽力し、自らも文筆生活に入る。58年、脳血栓で倒れ、失語症に陥る。さらにその後、妻の自死にあう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
災害大嫌い美少女・寺
佐島楓
lonesome
ken
けいこう
-
- 和書
- 角の一生 - 夢運命人生