出版社内容情報
同時代の海外文学からシェイクスピア、探偵小説、文学と神の問題まで。文壇デビュー直後の2、30代及び晩年期の文章を中心に収録。同時代の海外文学からシェイクスピア、探偵小説、文学と神の問題まで。
文壇デビュー直後の20?30代及び晩年期の文章を中心に収録。
吉田 健一[ヨシダ ケンイチ]
著・文・その他
内容説明
昭和12年から47年に発表された全34篇中19篇は、最初の著作『英国の文学』刊行以前の瑞々しい文章が光る。「現代文学における神の問題」は中期をなす充実の論考。名著『ヨオロッパの世紀末』前後の円熟期の「浪漫主義」「世紀末の文人たち」は最晩年への橋渡しとしても必読。その他、暁星中学の仏語教師「ストルツ先生の授業」や留学記「ケンブリッジの伝統の下に」等、魅力のエッセイ群。
目次
1(ストルツ先生の授業;ケンブリッジの伝統の下に―わが学生の頃;英国の青年;文化月報・海外文学・フランス;文化月報・海外文学・フランス文学 ほか)
2(イギリス通信;イギリス文学;英文学通信;イギリス文学通信;イギリス文学―世界文学案内 ほか)
著者等紹介
吉田健一[ヨシダケンイチ]
1912・3・27~1977・8・3。批評家・作家。東京都生まれ。ケンブリッジ大学中退。外交官の父吉田茂(後の首相)の任地に従って中国、フランス、イギリスで育つ。1931年、大学を退学して帰国。ポーやヴァレリーの翻訳から文学活動を開始し、39年、中村光夫らと同人誌「批評」を創刊。戦後は翻訳、評論、随筆と一挙に幅広い活動を始め、言葉による表現の重要性を唱えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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