出版社内容情報
昭和2年に『少年倶楽部』に連載され、大反響を呼んだ少年小説の金字塔。いじめや暴力、友情等、普遍的テーマに切り込む爽やかな傑作昭和2年に『少年倶楽部』に連載され、大反響を呼んだ少年小説の金字塔。
いじめや暴力、友情等、普遍的テーマに切り込む爽やかな傑作。
※本書は、『ああ玉杯に花うけて/少年賛歌』(講談社大衆文学館、1997年10月)および『ああ玉杯に花うけて』(講談社少年倶楽部文庫2、1975年10月)を底本としました。
佐藤 紅緑[サトウ コウロク]
著・文・その他
内容説明
新聞小説、新劇、俳句、翻訳等ですでに活躍していた五十代の大家が、「自分の任ではない」と固辞したものの、同郷の編集者の「子供は国の宝だ」との熱意にほだされ、昭和二年、『少年倶楽部』に連載した初の少年小説。旧制中学を舞台に、友情やいじめ、貧困、暴力、師弟愛等、現代に通じる人生の問題を真贄に描き、時代を超えて訴えかける、青春文学の金字塔。
著者等紹介
佐藤紅緑[サトウコウロク]
1874・7・6~1949・6・3。作家。青森県生まれ。弘前中学中退後、上京して陸羯南家に寄宿、日本新聞社へ入社し、正岡子規を知り、俳句を学ぶ。以後、数々の新聞社で記者生活を送る。1906年、戯曲『侠艶録』、小説『行火』で注目され、以降、戯曲から小説、翻訳、俳句まで、幅広く活躍、28年に刊行された『ああ玉杯に花うけて』がベストセラーとなり、以降、少年小説の分野でも活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヨーイチ
さきん
浦和みかん
(๑˙³˙)و ヨシ!アキラ!
さんだい