• ポイントキャンペーン

講談社文芸文庫
続・酔っぱらい読本

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062901833
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

酒にまつわる名作エッセイを、吉行淳之介が選らんだ『酔っぱらい読本』を再編集した第二弾。さらなる酔っぱらいが大集合し喜怒哀楽。酒にまつわる名作エッセイを吉行淳之介が選んだ『酔っぱらい読本』を再編集した第二弾。
さらなる酔っぱらいが大集合し織りなす喜怒哀楽。

永井龍男・北杜夫・星新一・小林秀雄・萩原朔太郎・梅崎春生・庄野潤三・獅子文六・中野重治・木山捷平・坂口謹一郎・井上光晴・田村隆一・伊藤整・加太こうじ・瀬戸内晴美・野坂昭如・長部日出雄・古今亭志ん生・開高健・小松左京のエッセイ・詩・落語に加え、佐々木侃司のイラストレポート「私の酒歴」も収録。

※本書は、講談社刊『酔っぱらい読本』(壱?陸、昭和53?54年)を底本としました。

吉行 淳之介[ヨシユキ ジュンノスケ]
編集

永井 龍男[ナガイ タツオ]
著・文・その他

北 杜夫[キタ モリオ]
著・文・その他

星 新一[ホシ シンイチ]
著・文・その他

小林 秀雄[コバヤシ ヒデオ]
著・文・その他

坂口 謹一郎[サカグチ キンイチロウ]
著・文・その他

萩原 朔太郎[ハギワラ サクタロウ]
著・文・その他

梅崎 春生[ウメザキ ハルオ]
著・文・その他

庄野 潤三[ショウノ ジュンゾウ]
著・文・その他

獅子 文六[シシ ブンロク]
著・文・その他

中野 重治[ナカノ シゲハル]
著・文・その他

木山 捷平[キヤマ ショウヘイ]
著・文・その他

井上 光晴[イノウエ ミツハル]
著・文・その他

田村 隆一[タムラ リュウイチ]
著・文・その他

伊藤 整[イトウ セイ]
著・文・その他

加太 こうじ[カタ コウジ]
著・文・その他

瀬戸内 晴美[セトウチ ハルミ]
著・文・その他

佐々木 侃司[ササキ カンジ]
著・文・その他

野坂 昭如[ノサカ アキユキ]
著・文・その他

長部 日出雄[オサベ ヒデオ]
著・文・その他

内容説明

酒が織りなすアンソロジー『酔っぱらい読本』文庫第二弾。永井龍男・北杜夫・星新一・小林秀雄・萩原朔太郎・梅崎春生・庄野潤三・獅子文六・中野重治・木山捷平・坂口謹一郎・井上光晴・田村隆一・伊藤整・加太こうじ・瀬戸内晴美・野坂昭如・長部日出雄・古今亭志ん生・開高健・小松左京のエッセイ・詩・落語に加え、佐々木侃司のイラストレポート「私の酒歴」も収録。

目次

熱い冷たい(永井龍男)
酒と試験について(北杜夫)
ショウチュウのなぞ(星新一)
失敗/酔漢(小林秀雄)
酒精中毒者の死(萩原朔太郎)
悪酒の時代/酒のサカナに肝臓薬(梅崎春生)
無精な旅人(庄野潤三)
泥酔懴悔(獅子文六)
禁酒記(中野重治)
物ははずみ/酒の功徳(木山捷平)〔ほか〕

著者等紹介

吉行淳之介[ヨシユキジュンノスケ]
1924・4・13~1994・7・26。小説家。岡山市生まれ。新興芸術派の作家・吉行エイスケの長男。1945年、東大英文科に入学後、雑誌社で編集記者として働くうちに大学を中退、創作活動も始める散文の処女作『薔薇販売人』から『原色の街』を経て昭和29年、「驟雨」で芥川賞。著書に『暗室』(谷崎潤一郎賞)『夕暮まで』(野間文芸賞)『人工水晶体』(講談社エッセイ賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyanlay

11
酔っ払った状態ではなく、布団の中でうとうとしながら読んでいたので、面白さが半減したかも?って印象。飲酒しながらの読書だったら、色々身につまされてたかも(笑)。戦前、戦中、戦後の飲酒事情が読めて面白かったです。泡盛について知っているつもりでいたけど、ここまで詳しくは知らなくて、勉強になりました。2015/01/14

mawaji

5
小林秀雄の酒の上での失敗談は古き悪き昭和の負の遺産か。河上徹太郎の酔漢ぶりは私も身に覚えがあるような様子で、ほんとうに酔漢のエネルギイには抗し難い。「冷静で的確な判断をくだすためにはかなりな時間がかかる」「たとえ社会的にどんな偉い肩書を持っていても他人の言う事をそのまま鵜呑みにはしない」「自分の判断した事に対しては自分で責任を持つ」という小松左京の「冷静な判断をするための覚悟」はお酒とは殆ど関係ないけど今の時代に通じる普遍性を感じます。坪内祐三氏の解説はほぼ同年代ということもあり、共感しながら読みました。2021/05/22

ken

3
吉行淳之介編集、酒のアンソロジー第二弾。文壇外からは落語家やイラストレーターや学者などの文化人の文章も収録されている。勿論、作家たちの酒に対する熱い想いも読んでいておもしろく、改めて文学と酒との強い結びつきを感じさせてくれる。戦後間もないころは高級な酒は手に入らず、闇市で売られる、いわゆる「カストリ」「ドブロク」という粗悪酒が一般的だった。圧巻は「バクダン」、これはメチルアルコールを割った冗談みたいな酒であり、失明、ややもすれば死亡という馬鹿みたいなリスクを伴う。文学者は命がけで酒を飲んでいたのである。2015/10/03

analjustice

1
獅子文六「泥酔懺悔」わかる。2017/08/21

つり

1
田村隆一のエッセイ他。お恥ずかしながら、吉行淳之介の酒呑み本のことを一切知らなかったが……。シリーズ3冊はほぼ年代順のまとめか。カストリ等戦後の酒の話が多く出て来て、分からないながらも興味深く読んだ。坂口謹一郎(帝大農学部の酒博士)「君知るや銘酒泡盛」この一篇はいかにも学者先生らしい内容の濃さで面白かった。2014/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5682135
  • ご注意事項

最近チェックした商品