講談社文芸文庫<br> プリューターク英雄伝

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講談社文芸文庫
プリューターク英雄伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 426p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062901673
  • NDC分類 283.1
  • Cコード C0198

出版社内容情報

世界的名著であるプルタークの英雄伝を著者独自の視点で選び書き表した作品。昭和5年という英雄願望が強い混沌とした時代が背景に。世界的名著であるプルタークの英雄伝を著者独自の視点で選び書き表した作品。
昭和5年という英雄願望が強い混沌とした時代が背景に。

※本書は、大日本雄弁会講談社『少年プリューターク英雄伝』(昭和5年3月刊)を底本とし、同『プルターク英雄伝』(昭和11年9月刊)を適宜参照にし、ふりがなを調整しました。

澤田 謙[サワダ ケン]
著・文・その他

内容説明

昭和五年に刊行され、その後何度も版を重ねた本書は、世界的名著であるプルタークの「対比列伝」を著者独自の視点で書き直し、編纂したものである。その格調の高さとわかりやすさで少年から大人までを虜にし、当時読んでいない者はいないとまで言われた。アレキサンダー大王、シーザー、プラトン…豪傑と、賢者、勇者たちが時空を超え今蘇る。

目次

大王アレキサンダー
英傑シーザー
高士ブルータス
哲人プラトン
智謀テミストクレス
怪傑アルキビアデス
義人ペロピダス
雄弁デモステネス
大豪ハンニバル
賢者シセロ

著者等紹介

澤田謙[サワダケン]
1894・3・6~1969・12・4。評伝作家。児童文学作家。評論家。鳥取県生まれ。東京帝国大学法科大学政治学科を卒業し商社に入社。2年後外務省嘱託となり、「国際政治の革命」「国際聯盟概論」などを刊行する。その後、「ムッソリニ伝」「ヒットラー伝」といった伝記作品を発表するとともに、時事評論も手掛けた。戦後は新しい世代の教育に力を注ぎ、少年少女向けの偉人伝を数多く執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ホームズ

14
読みにくかった。昭和5年に出された作品ということで貨幣価値も違うのでカッコ内に2万5千円って書かれても大した金額に感じないし。文章も古い感じがしてしまった。それぞれの人物には興味があるのでなんとか読めた感じかな。岩波のプルタルコス英雄伝を借りてこようかな。2012/11/24

ダージリン

3
ギリシャ・ローマ時代に詳しい訳ではないが、関心があったので興味深く読んだ。描かれる人物達は個性的だし、やや時代を感じさせる文体が評伝としては独特の味わいを醸し出している。どうでも良いが、部隊の人員が300人というのが妙に多かった。「300」という映画もあったが、300人はある単位になっているのだろうか。2016/12/25

Mマジパン

1
図書館本。塩野七生さんの「ギリシア人の物語」を読んだ流れで、テミストクレスなどに興味があって読んだ。帝政ローマ時代のプルタルコスの作品が元ネタだ。著者の澤田謙は戦前から戦後の評伝作家。昭和5年刊なので講談調で表現や物価も異なり少し読みにくかったが、最近ではまず見かけない英雄物語であり、慣れるとなかなか痛快である。皆最後は運命の歯車が逆転し悲劇的である点も強烈な印象を残す。2023/09/06

う みの

1
ショーペンハウアーは『読書について』でこう記した。"精神のための清涼剤としては、ギリシア、ローマの古典の読書にまさるものはない。わずか半時間でもそれを手にすれば、ただちに精神はさわやかになり、気分も軽やかになる。心は洗い清められて、高揚する"と。まさにそれを実感できる良書である。古代地中海世界の偉人たちの精神の高潔さはどうだ。また、偉人たちの性格の長所短所を吟味するだけでも、人間への洞察を相当深めることができるように思う。"才能ある人は、才能のために事を敗り、誇りある人は、誇りの故に他人に乗ぜられる"2023/03/06

BIN

1
プルタルコスの英雄伝を訳したものを著者なりにアレンジしたもの。アレクサンドロスやシーザー、ブルータスあたりは微妙だけど、それ以降、特にテミストクレス、アルキビアデス、ペロピダスは非常に面白い。鶴見氏訳のプルターク英雄伝も読みたいところです。2014/01/28

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