講談社文芸文庫<br> 亡き母や

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講談社文芸文庫
亡き母や

  • 阿川 弘之【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2012/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062901499
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

広島に生まれた著者の家族史を、丹念にたどり、独特のおかしみを湛えた文章で綴った連作長篇小説。阿川弘之の自伝的代表作品。母を思い父を語り、自らの原点をさぐる長篇小説。

歳月の流れの中で見送ってきた人々。母を語り、父を語り、そして自らの人生を見つめる。阿川弘之の過去、現在、未来は、いつしか別離の繰り返しとしての家族史となる。おかしみを湛えながらも、芳醇な文章で綴った著者の自伝的到達点。作家の肉親への哀惜をこめた長編小説。

小山鉄郎
これら阿川家の息子・娘の癇癪の遺伝子に接してだろうか。自分の癇癪持ちは「独自の個性でも何でもなく、単に亡母の遺伝子をそっくり受け継いでいるだけではないか」と阿川さんは思うようになってきた。「このけったいな遺伝子の出所を調べてみたい」と思って書かれたのが、この家族小説である。――<「解説」より>

阿川 弘之[アガワ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

歳月の流れの中で見送ってきた人々。母を語り、父を語り、そして自らの人生を見つめる。阿川弘之の過去、現在、未来は、いつしか別離の繰り返しとしての家族史となる。おかしみを湛えながらも、芳醇な文章で綴った著者の自伝的到達点。作家の肉親への哀惜をこめた長編小説。

著者等紹介

阿川弘之[アガワヒロユキ]
1920・12・24~。小説家。広島県生まれ。東京帝国大学卒業。卒業後、海軍入隊。終戦後、志賀直哉門下となる。1953年『春の城』で読売文学賞受賞。66年『山本五十六』で新潮社文学賞。94年『志賀直哉(上・下)』で野間文芸賞受賞。99年11月、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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i-miya

54
2014.02.02(02/02)(初読、初著者)阿川弘之著。 01/31 (カバー) 歳月の中、見送った人々。 母を、そして父を語る、自分の人生を見詰める。 阿川の過去、現在、未来はいつしか別離の繰り返し家族史。 おかしみをたたえつつ芳醇な文章で綴る自伝的到達点。 (年譜) 1940.12.24、広島市生まれ、阿川甲一、きみの長男、父は山口県美祢郡の出身、満州阿川組社長で、長春倉庫株社長。 半分隠居の父。 母は大阪商人の娘、没落。  2014/02/02

i-miya

44
2014.03.02(03/02)(つづき)阿川弘之著。 (P028) 佐和子。 無理やり連れ帰る、広島から。 神奈川、二宮の仮住まいへ。 広島なんか、蝶々は、もっといっぱいいた、大きいのもいた。 広島は、あらゆる望みのかなうところであった。 天国であった。 娘が中年に達する今日まで続く。  2014/03/02

鍵ちゃん

7
自分のかんしゃく持ちで短気な性癖は個性でも何でもなく、母の遺伝子をそっくり受け継いでいるだけのことではないか。そう思いはするものの戦災で書籍書類はなくなっている。広島にいる90歳を越えた叔母の昔話、父のものと思しき覚書を手がかりに家族史を迫る。おかしみを堪えた文章で綴る。短気かはしらないが、その遺伝子が娘にも伝わっていると思います。2020/08/13

takao

4
ふむ2024/04/22

AR読書記録

4
ほんま男の人って臆面もなく母恋しを歌い上げるの好きよね...と思いながら読み始めたら、だいぶちがった。自分のいらちや怒りっぽい性格の責任をご先祖になすりつけるべく、ルーツをたどっていく話だった(※言い過ぎですごめんさない)。94歳の嫂の話を、時間や場所が飛躍するのでとてもそのままでは書けぬ、と愚痴る80歳著者の筆がまた、奔放に時間や場所を超えていくので、なかなか大変(※言い過ぎ(以下略))。むしろ嫂の口調のままに書かれた部分が、いかにも体温が感じられる証言として読みやすかったかな。大弘之小弘之ワロタ。2014/05/13

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