講談社現代新書<br> 田中角栄―昭和の光と闇

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講談社現代新書
田中角栄―昭和の光と闇

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  • サイズ 新書判/ページ数 360p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883825
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

東京一極集中の是正、「限定的改憲論」、「日中裏安保」、資源外交、北方領土問題の解決……角栄が夢見た「日本の未来」東京一極集中の是正、「限定的改憲論」、

「日中裏安保」、石油・エネルギーをめぐる資源外交、

北方領土問題の解決……角栄が夢見た「日本の未来」


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本書のおもな内容

序章  一五歳の上京――「理研は俺の大学だった」
第1章 大陸体験と初当選
第2章 保守本流、そして最強の建設族
第3章 政界の中枢へ――「二つのハシゴ」
第4章 「汚れ役」の天下取り――『日本列島改造論』
第5章 首相の八八六日――屈辱の「列島改造論」撤回
(1) 田中構想と日中国交正常化
(2) ヨーロッパ歴訪――エネルギーと北方領土
(3) 石油危機と資源外交
(4) 金脈問題
第6章 誤算と油断――ロッキード事件
第7章 「闇将軍」と「田中支配」
終章  失意の晩年――角栄が夢見た「日本の未来」

序章  一五歳の上京――「理研は俺の大学だった」
第1章 大陸体験と初当選
第2章 保守本流、そして最強の建設族
第3章 政界の中枢へ――「二つのハシゴ」
第4章 「汚れ役」の天下取り――『日本列島改造論』
第5章 首相の八八六日――屈辱の「列島改造論」撤回
(1) 田中構想と日中国交正常化
(2) ヨーロッパ歴訪――エネルギーと北方領土
(3) 石油危機と資源外交
(4) 金脈問題
第6章 誤算と油断――ロッキード事件
第7章 「闇将軍」と「田中支配」
終章  失意の晩年――角栄が夢見た「日本の未来」


服部 龍二[ハットリ リュウジ]
著・文・その他

内容説明

東京一極集中の是正、「限定的改憲論」、「日中裏安保」、石油・エネルギーをめぐる資源外交、北方領土問題の解決…角栄が夢見た「日本の未来」。

目次

序章 一五歳の上京―「理研は俺の大学だった」
第1章 大陸体験と初当選
第2章 保守本流、そして最強の建設族
第3章 政界の中枢へ―「二つのハシゴ」
第4章 「汚れ役」の天下取り―『日本列島改造論』
第5章 首相の八八六日―屈辱の「列島改造論」撤回
第6章 誤算と油断―ロッキード事件
第7章 「闇将軍」と「田中支配」
終章 失意の晩年―角栄が夢見た「日本の未来」

著者等紹介

服部龍二[ハットリリュウジ]
1968年東京都生まれ。92年京都大学法学部卒業。97年神戸大学大学院法学研究科単位取得退学。博士(政治学)。現在、中央大学総合政策学部教授。日本政治外交史・東アジア国際政治史専攻。著書に『東アジア国際環境の変動と日本外交1918‐1931』(有斐閣/吉田茂賞受賞)、『日中国交正常化―田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書/大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞特別賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

63
レポートの参考に読む。田中角栄という人についておおざっぱにしか知らなかったので、勉強になった。良くも悪くも時代が産んだ政治家であり、今の潮流には合わないように思う。再評価されている理由を、自分で考えてみたい。2016/10/20

モリータ

16
◆2016年刊。同著者の『大平正芳』『中曽根康弘』に続く現代政治家評伝。ただし中公新書では2012年にジャーナリストの早野透による同名書が出ている(そちらも積読)。首相期の日中国交正常化のみならず外交政策のやや詳しい記述は外交政治史を専門とする本著者ならではか(私はあまり興味が湧かなかったが…)。◆田中角栄についてほとんど何も知らなかったが、中曽根に比べると人柄や人心掌握術、栄光から屈辱へ…といった属人的魅力・ドラマの類が豊富で、ある程度の量の情報が確保されている本書でも物足りなく感じた。(コメへ続く)2021/01/15

かんがく

14
新潟の農村から出て、岸・佐藤・池田らの大物の中で渡り歩き権力の頂点へと向かっていった前半生と、ロッキード裁判と自派閥の崩壊に悩まされた後半生。今太閤として人気を得た一方で、闇将軍として金権政治の象徴とされた。まさにタイトルの「昭和の光と闇」にふさわしい。田中という人物がよくわかったが、彼が人気を得られたのは昭和の時代だからこそだろうなとも思った。首相在職期間は短いが、その後の日本政治に与えた影響ははかりしれない。2021/01/10

しゅん

14
総理在籍期間2年というのは今の知名度を考えるとやはり驚く。「地方と大きな政府に基盤を置いた保守思想実践者」という自分が田中角栄に持っていたイメージとのすり合わせ作業だったが、ここで描かれる人物から「思想」を感じることは少なく、「情」と「計算」に重きを置いており、論理と倫理は別のところから借りてきている印象を得た。ネオリベラリズムが反田中から出てきたという認識は、後半の中曽根との複雑な関係から見るとどうやら見当違いではないらしい。しかし、60代以上の人間たちが中心となる政略ゲームの世界はなんか変だ。2020/05/01

おせきはん

9
個人としての魅力や突破力のある政治家だったことがわかりました。一方で、カネを駆使して権力を手にした後、権力に頼ってロッキード裁判を自身に有利に誘導しようとした工作は理解に苦しみました。権力に溺れてしまったのでしょう。本のタイトルの通り、まさに光と闇ですね。2017/01/20

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