講談社現代新書<br> 地方議員の逆襲

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講談社現代新書
地方議員の逆襲

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883610
  • NDC分類 318.4
  • Cコード C0231

出版社内容情報

「大阪都構想」には未来がある! 地方改革研究の第一人者が示す地方議員、地方議会改革の教科書。地方からこの国はまだ変えられる。舛添都知事のような地方の政治家たちのカネの問題は、なぜいつまでたってもなくならないのか? チェック機能の現状は? 地方議員も同じようなカネの使い方をしているのではないか? 地方議会をどう変えていけばよいのか? 地方が、この国を引っ張る存在になれば、日本は見事に生まれ変わることができるはずだ。では、地方議員は地方議会はどうすれば変わることができるのか? 
著者は、東京都庁勤務経験などをもとに最近では「大阪都構想」で地方行政に一石を投じた橋下徹前大阪市長のブレーンとしても活躍。地方活性化、地方改革の理論的支柱として新たな国のかたちを提言し続けてきた。
舛添都知事はもちろんのこと、政務活動費の不正使用疑惑にまみれたあの「号泣会見議員」が象徴的だが、自治体住民からあまりに乖離した地方議会、地方議員を住民の手に取り戻さなければいけない。選挙制度、議会運営をどう改革するか? 地方議員の最大の仕事である政策立案の方法論とは? 誤解されてばかりいた「大阪都構想」の本当の利点とは? もう舛添都知事や号泣議員のような失敗は許されない。地方創生に関わる全ての人が押さえておきたい、基本の書。

第1章 なぜ、地方議員が問題なのか
第2章 地方民主主義と地方議員
第3章 地方議員の待遇
第4章 地方議員と選挙
第5章 地方議会、地方議員は変われるか
第6章 地方議員の政策形成入門
第7章 「大阪都構想」と地方民主主義
終章 地方からこの国を新しくする


佐々木 信夫[ササキ ノブオ]
著・文・その他

内容説明

人口減少、自治体消滅の危機だから地方議員、地方議会にできることがある。中央からのバラマキではこの国は変われない。地方民主主義が日本を救う。大阪副首都構想のブレーンが提言!

目次

第1章 なぜ、地方議員が問題なのか
第2章 地方民主主義と地方議員
第3章 地方議員の待遇
第4章 地方議員と選挙
第5章 地方議会、地方議員は変われるか
第6章 地方議員の政策形成入門
第7章 「大阪都構想」と地方民主主義
終章 地方からこの国を新しくする

著者等紹介

佐々木信夫[ササキノブオ]
中央大学教授、法学博士。1948年岩手県出身。早稲田大学大学院政治学研究科修了、慶應義塾大学にて法学博士取得。東京都庁企画審議室などを経て、聖学院大学教授、94年から現職。2000年~01年カリフォルニア大学(UCLA)客員研究員。慶應義塾大学、明治大学、日本大学各講師、日本自治創造学会会長。現在、国の地方制度調査会委員、日本学術会議会員、大阪府・市特別顧問など兼任。専門は行政学、地方自治論。テレビ、ラジオ出演、新聞、雑誌でのコメント、各地での講演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リキヨシオ

29
「地方創生」が掲げられる中で地方議員の質の低下が止まらない。地方議員になりてがなく選挙区の3割が無投票で選挙を経験せずに市民の代表を名乗り不正に手を染めて…やがて議員活動が生活手段となる地方議員が少なからずいる。そもそも国民の半数が女性なのに議員の割合では1割、労働人口の8割がサラリーマンなのに議員ではいない。住民からの監視の目がなければ地方議員の不正が増える一方との事。自分の人生だけで精一杯なのに地方議員まで監視の目を持たなきゃならないのか…そう考えると議員とは一体何なのか?疑問を抱かずにはいられない。2016/09/03

關 貞浩

4
終章にある「自分の地域だけでなく、この国のありようを考えることも地方議員の大切な役割」という期待を込めたメッセージがタイトルの由来だろう。地方議員の質の低下を激しく憂慮し、その構造的な原因を中央集権的な統治機構とそれへの依存体質と分析し、水平的競争が機能する地域主権的道州制の導入を強く主張している。政治的無関心が蔓延する地方自治の「政治的正当性のなさ」を問題視し、地方議員の立場、責任、役割など基本的な議論の必要性を訴える。提案された解決策は、総花的で具体性に欠ける印象があったが、筆者の危惧は伝わってきた。2016/09/29

awe

3
章ごとにムラがあるものの、全体としては割と勉強になる一冊だったと思う。本書は地方議員の現状とあるべき姿を示し、それが最終的にいかに地方創生に繋がるかを論じたもので、かなり大胆な政策提言が為されている。地方議員と言えば、本書でも紹介されている通りあまり質が良くないというイメージがあって私もそれを共有している。多分にメディアの影響を受けているのだと思っていたが、それには実は構造的な問題があった。それは、2000年の地方分権改革で国と自治体が対等な関係になるまで、地方議会というのは、国から首長─執行機関のライン2021/03/30

mitam

3
筆者は道州制の提唱者。理念的な内容が多いが、参考になったのは以下の部分。センター試験程度の予備知識があればよめる。 なぜ、日本の地方議員は政策・立法活動を首長のみに頼るのか →2000年まで機関委任事務制度のもとにあったため、大臣→知事→市町村長、というタテの執行ラインを重視する仕組みにあった ・議会に対する議案の提出がほとんど首長の独占 ・予算を伴う提案が首長の専権事項。議会の減額修正はできず、増額修正のみに限定されている。それも財源が限られ、事実上増額は出来ない。 2020/01/19

nabebe

3
ゼミ本。地方議員の活動内容を紹介し、彼らが現状の政治においてあまり機能できてないことを叙述。しかしながらこれからの時代において地方を元気にするためには彼らの力が不可欠であるという。さて自分は1年の時、議員インターンシップに参加したことで地方議員の活動についてある程度の理解はあるつもりである。地方議員の役割としてあげられていたのは「決定」「監視」「提案」「集約」である。それらが組織としてなしえているかというとイマイチであろう。インターンで付き添った議員はとても真面目で勤勉で市民に寄り添おうとしているよう2018/06/26

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