講談社現代新書<br> ヒトラーとナチ・ドイツ

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講談社現代新書
ヒトラーとナチ・ドイツ

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  • サイズ 新書判/ページ数 368p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883184
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0222

出版社内容情報

ヒトラーはどのようにして大衆の支持を得て独裁者となり、未曾有の大虐殺を引き起こしたのか。その歴史を知るための決定版の本。「人類の歴史における闇」ともいえる、ヒトラー政権時代。
その数々の疑問に、最新研究をふまえ、答える。
当時の歴史やその背景を知るための入門書であり、決定版の書。

・ヒトラーはいかにして国民を惹きつけ、独裁者に上りつめたのか?

・なぜ、文明国ドイツで、いつのまにか憲法は効力をなくし、議会制民主主義は葬り去られ、基本的人権も失われたのか?

・ドイツ社会の「ナチ化」とは何だったのか?

・当時の普通の人びとはどう思っていたのか?

・なぜ、国家による安楽死殺害や、ユダヤ人大虐殺「ホロコースト」は起きたのか?

第一章 ヒトラーの登場
若きヒトラー/政治家への転機/ナチ党の発足まで/党権力の掌握/クーデターへ
第二章 ナチ党の台頭
カリスマ・ヒトラーの原型/「ヒトラー裁判」と『我が闘争』/ヒトラーはどのようにナチ党を再建したのか/ヒトラー、ドイツ政治の表舞台へ
第三章 ヒトラー政権の成立
ヒトラー政権の誕生/大統領内閣/議会制民主主義の崩壊
第四章 ナチ体制の確立
二つの演説/合法的に独裁権力を手に入れる/授権法の成立/民意の転換/体制の危機
第五章 ナチ体制下の内政と外交
ヒトラー政府とナチ党の変容/雇用の安定をめざす/国民を統合する/大国ドイツへの道
第六章 レイシズムとユダヤ人迫害
ホロコーストの根底にあったもの/ヒトラー政権下でユダヤ人政策はいかに行われていったか
第七章 ホロコーストと絶滅戦争
親衛隊とナチ優生社会/第二次世界大戦とホロコースト/絶滅収容所の建設/ヒトラーとホロコースト


石田 勇治[イシダ ユウジ]
著・文・その他

内容説明

なぜ文明国ドイツにヒトラー独裁政権が誕生したのか?「人類の歴史における闇」ともいえるヒトラー政権時代。その数々の疑問に最新研究をふまえ、答える!ヒトラーの実像からホロコーストの真実までを描く決定版!

目次

第1章 ヒトラーの登場(若きヒトラー;政治家への転機;ナチ党の発足まで;党権力の掌握;クーデターへ)
第2章 ナチ党の台頭(カリスマ・ヒトラーの原型;;「ヒトラー裁判」と「我が闘争」;ヒトラーはどのようにナチ党を再建したのか;ヒトラー、ドイツ政治の表舞台へ)
第3章 ヒトラー政権の成立(ヒトラー政権の誕生;大統領内閣;議会制民主主義の崩壊)
第4章 ナチ体制の確立(二つの演説;合法的に独裁権力を手に入れる;授権法の成立;民意の転換;体制の危機)
第5章 ナチ体制下の内政と外交(ヒトラー政府とナチ党の変容;雇用の安定をめざす;国民を統合する;大国ドイツへの道)
第6章 レイシズムとユダヤ人迫害(ホロコーストの根底にあったもの;ヒトラー政権下でユダヤ人政策はいかに行われていったか)
第7章 ホロコーストと絶滅戦争(親衛隊とナチ優生社会;第二次世界大戦をホロコースト;絶滅収容所の建設;ヒトラーとホロコースト)

著者等紹介

石田勇治[イシダユウジ]
1957年、京都市生まれ。東京外国語大学卒業、東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了、マールブルク大学社会科学哲学部博士課程修了、Ph.D.取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科(地域文化研究専攻)教授。専門は、ドイツ近現代史、ジェノサイド研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

87
アドルフ・ヒトラーが政権の座にあった1933年から45年までの12年間、ナチ・ドイツがどのように築かれ、ホロコーストを引き起こしたのか、ナチ時代を検証した本。ナチ独裁の特質である非常事態とプロパガンダ、少数派の排除、警察権力の拡大の「ナチ体制」と、極端なレイシズム(人種主義)と優勢思想・反ユダヤ主義による「ホロコースト」を考察している。なかでも面白かったのは、ナチ体制がヒトラーの単頭支配(モノクラシー)ではなく、ヒトラーのもとで互いに競合し、「何よりもヒトラーから評価され、信頼を得ることを切望していた」多2020/04/01

HANA

72
ヒトラーやナチスを通史として捉えた本は数多い。本書もまたそれらの歴史を記した一冊。数多いというが本によってそれぞれ重点を置く部分が違うため、違う本を読む度に発見があるのだけど。本書の重点を置いている部分はナチス政権がどのようにして成立したのか。と安楽死とホロコーストは何故起きたのか。ではないかと思う。それぞれが一大テーマでそれに関する本は何冊も出版されているが、こういう通史の中で見てみると門外漢にもわかりやすいなあ。本書では「ジャングル」と表現されているが、ナチスの行き当たりばったりが印象に残る本でした。2024/06/16

十川×三(とがわばつぞう)

59
良書。ヒトラーと、WWⅠからWWⅡ終戦までのドイツ。▼民主主義国家が大きく道を踏み外していく過程、ホロコーストを行なった側の観点、独裁者ヒトラーとは、が知ることができる。▼ナチ党はちゃんと選挙で選ばれている。第一党になってから暴走が始まる。「総統」を創設。▼独国民はユダヤ人「追放」は支持したが「虐殺」は支持していない。2023/07/15

だんたろう

57
まず、今日1月27日はアウシュビッツ強制収容所が開放された日だそうだ。本書はヒトラーが政治家を目指してから自死するまでが詳しく記されており、専門家から強く薦められているものである。ドイツ国民はヒトラーに騙されたと目にすることがあるが、本書を読むと国民がヒトラーを後押しした感もある。WWI後の賠償金負担や世界恐慌が重くのしかかり、その打開のみを国民は求めていた。それ故に熱狂を生み、間違った方向に全体で進んでしまった。経済が人間を狂わすのは現在も同じで、75年経った今も進歩していない人類に恐怖を感じる。2020/01/27

1959のコールマン

56
☆5。内容は端的に言えば最新の研究を元にヒトラーとナチスをまとめ直したものだが、実に内容が深い。新書という制限の中でこれだけの深い内容を書けた著者に敬服する。ただ、私は読んでいる時に度々酷い寒気を感じた。有名な本のタイトルじゃないが「これが人間か・・・」と呟いていた。私自身として意外だった点は、最近の研究ではヒトラーはガチガチの反ユダヤ主義者になったのが30才、しかもカール・マイヤーが開いた研修コースに参加した1919年6月以降、という事。そして、同年8月末には「教育将校」としてデビューしている。早い!→2019/10/05

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