講談社現代新書<br> ナチスの財宝

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講談社現代新書
ナチスの財宝

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883160
  • NDC分類 707.9
  • Cコード C0222

出版社内容情報

ヒトラーが強奪した「消えた宝」のゆくえを追う冒険小説的ルポルタージュ。略奪美術品から、ナチスと戦後ドイツの裏歴史を読み解く。ヒトラーが強奪した「消えた宝」を追え!
略奪美術品から読み解くナチスと戦後ドイツの裏歴史。

美術館建設の野望を抱いていたヒトラーが、各地で略奪した美術品60万点のうち、現在も未発見のナチス財宝は10万点を数える。
今なおトレジャー・ハンターたちを惹きつけてやまない有名な「琥珀の間」や、悲劇の将軍・ロンメルの財宝など「消えた宝」のゆくえを追う、ベルリン特派員(執筆当時)の毎日新聞記者によるルポルタージュ。
ナチスと東ドイツの「亡霊」が浮かび上がってくる、教科書や歴史書には載っていないドイツ史がここに――。

<本書の内容>
第一章 「琥珀の間」を追え
捜査線上に浮かんだ絵/まさかの「実物」/KGBと東ドイツ秘密警察/西ドイツ人ハンターの「自殺」/知りすぎた男/相次ぐ謎の死 他

第二章 消えた「コッホ・コレクション」
エリツィンの笑み/捕虜による過酷な強制労働/ナチスの通信センター「アムト10」/搬入先を示す暗号/ドイツとロシアの「愛憎」 他

第三章 ナチス残党と「闇の組織」
スターリンの「ヒトラー生存説」/遺骨が語る真相/ナチス戦犯の追跡/虐殺者が滞在した「隠れ里」/今なお潜伏する戦犯たち 他

第四章 ロンメル将軍の秘宝
今も敬愛される将軍の戦利品/成功するトレジャー・ハンターの資質/略奪を指揮した「殺人狂」/凶暴なマフィアの影/ヒトラーとの決裂 他

第五章 ヒトラー、美術館建設の野望
『ゴールドフィンガー』の金塊伝説/生き証人が見た光景/引き上げられた「ナチスの偽札」/財宝の「疎開」/フェルメールに執着したヒトラー 他

プロローグ
第一章 「琥珀の間」を追え
第二章 消えた「コッホ・コレクション」
第三章 ナチス残党と「闇の組織」
第四章 ロンメル将軍の秘宝
第五章 ヒトラー、美術館建設の野望
エピローグ
参考文献


篠田 航一[シノダ コウイチ]
著・文・その他

内容説明

美術館建設の野望を抱いていたヒトラーが、各地で略奪した美術品60万点のうち、現在も未発見のナチス財宝は10万点を数える。今なおトレジャー・ハンターたちを惹きつけてやまない有名な「琥珀の間」や、悲劇の将軍・ロンメルの財宝など「消えた宝」のゆくえを追う、まるで冒険小説のようなルポルタージュ。ナチスと東ドイツの「亡霊」が浮かび上がってくる、教科書や歴史書には載っていないドイツ史がここに―。

目次

第1章 「琥珀の間」を追え(捜査線上に浮かんだ絵;まさかの「実物」 ほか)
第2章 消えた「コッホ・コレクション」(エリツィンの笑み;ナチスの「最後の砦」 ほか)
第3章 ナチス残党と「闇の組織」(ナチスの残党と財宝伝説;ヒトラーは生き延びた? ほか)
第4章 ロンメル将軍の秘宝(今も敬愛される将軍の戦利品;コルシカの海に沈めた宝 ほか)
第5章 ヒトラー、美術館建設の野望(『ゴールドフィンガー』の金塊伝説;生き証人が見た光景 ほか)

著者等紹介

篠田航一[シノダコウイチ]
1973年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。1997年、毎日新聞社入社。甲府支局、武蔵野支局を経て、東京本社社会部で東京地検特捜部などを担当。ドイツ留学後、2011年から4年間、ベルリン特派員として主にドイツの政治・社会情勢のほか、ウクライナ紛争などを現場取材。2015年5月より青森支局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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蘭奢待

23
宝探しものとして単純に面白い。徳川埋蔵金、武田信玄の埋蔵金のドイツ版。いかにもありそうな口伝付きのナチス再建のための秘匿財宝。月の裏側のナチス基地に通じるものがあるが、それほど荒唐無稽な話ではないことから政府やトレジャーハンターが挙って発掘にチャレンジする。たった70年前の出来事が伝説化してしまうという皮肉を感じる。2018/09/17

ようはん

19
終戦間際にナチスが各地に秘匿した財宝伝説というとロマンがあるように見える。とはいえナチスの占領地からの美術品収奪やユダヤ人虐殺の悪行に加担した軍人が財宝秘匿に携わった事、財宝探索を巡る東西陣営の渡り合いやナチス戦犯の逃亡に関わったという裏組織等、闇の深さの方が印象的である。2024/03/09

イノ

19
つい先日、ルーブル美術館展 京都で観たフェルメールの『天文学者』もナチスに押収されていた事に驚いた。ユダヤ人の虐殺に平行して進められた、財宝の略奪。ナチスの犯罪者集団のイメージがヒットラーの狂気の実感と共に強まった。ルポルタージュなだけに迫真に迫る証言が印象に残る。2015/09/06

くさてる

18
60万にも及ぶナチスが収奪した美術品。その多くがいまだ見つかっていない。歴史の闇のなかに消えたその財宝を探している様々な人々やその歴史が背負うものを、小説のような面白さで一気に読ませてくれる本でした。ナチスの財宝探しが一種の村興しになっていたり、徳川埋蔵金なみの伝説になっているあたりは面白いけれど、その成り立ちを思えば、単なる宝探しで終わるものではなく、そういう部分もちゃんと押さえている著者の筆致は誠実なものだと思えました。面白かったです。琥珀の間、すごいだろうなあ……。2018/04/14

hideo

14
フォーサイスのオデッサファイル思い出しました。1人の狂気が戦争を生む時代。どこかの国の法律も運用範囲を広げないように声をあげないといけない時代かもしれない。2015/07/18

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