講談社現代新書<br> ニッポンの裁判

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講談社現代新書
ニッポンの裁判

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  • サイズ 新書判/ページ数 317p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882972
  • NDC分類 327
  • Cコード C0232

出版社内容情報

『絶望の裁判所』は 序章にすぎなかった! 唖然、呆然、戦慄、驚愕、中世並みの暗黒裁判が相次ぐ「ニッポンの裁判」の真相を暴く裁判の「表裏」を知り抜いた元エリート裁判官による前代未聞の判例解説。法曹界再び騒然の衝撃作!

冤罪連発の刑事訴訟、人権無視の国策捜査、政治家や権力におもねる名誉毀損訴訟、すべては予定調和の原発訴訟、住民や国民の権利など一顧だにしない住民訴訟、嗚呼(ああ)!日本の裁判はかくも凄まじく劣化していた・・・。ベストセラー『絶望の裁判所』の瀬木比呂志教授が、中世なみの「ニッポンの裁判」の真相と深層を徹底的に暴く衝撃作!

「はしがき」より
本書は、『絶望の裁判所』の姉妹書である。『絶望』が制度批判の書物であったのに対し、本書は、裁判批判を内容とする。つまり、両者は、内容は関連しているが、独立した書物である。(中略)より具体的に述べよう。『絶望』は、もっぱら裁判所、裁判官制度と裁判官集団の官僚的、役人的な意識のあり方を批判、分析した書物であり、裁判については、制度的な側面からラフスケッチを行ったにすぎなかった。これに対し、本書は、そのような裁判所、裁判官によって生み出される裁判のあり方とその問題点について、具体的な例を挙げながら、詳しく、かつ、できる限りわかりやすく、論じてゆく。(中略)おそらく、日本の裁判全体の包括的、総合的、構造的な分析も、これまでに行われたことはあまりなかったのであり、本書の内容に驚愕され、裁判に対する認識を改められる読者は多いはずである。

はしがき―ニッポンの裁判 
第1章 裁判官はいかに判決を下すのか?
 ─その判断構造の実際
第2章 裁判官が「法」をつくる
 ─裁判官の価値観によって全く異なりうる判決の内容 
第3章 明日はあなたも殺人犯、国賊 
 ─冤罪と国策捜査の恐怖
1 国家による犯罪であり殺人である冤罪
2 民主主義国家の理念と基本原則に反する国策捜査 
3 あなたが裁判員となった場合には…… 
第4章 裁判をコントロールする最高裁判所事務総局 
 ─統制されていた名誉毀損訴訟、原発訴訟
1 政治家たちの圧力で一変した名誉毀損損害賠償請求訴訟
2 統制されていた原発訴訟
第5章 統治と支配の手段としての官僚裁判
 ─これでも「民主主義国家の司法」と呼べるのか?
1「超」絶望の行政訴訟
2 そのほかの訴訟類型
3 裁判の質の信じられない劣化
第6章 和解のテクニックは騙しと脅しのテクニック?
 ─国際標準から外れた日本の和解とその裏側 
第7章 株式会社ジャスティスの悲惨な現状
第8章 裁判官の孤独と憂鬱 
あとがき 宇宙船と竹刀


瀬木 比呂志[セギ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

裁判の「表裏」を知り抜いた元エリート裁判官による前代未聞の判例解説。冤罪連発の刑事訴訟、人権無視の国策捜査、政治家や権力におもねる名誉毀損訴訟、すべては予定調和の原発訴訟、住民や国民の権利など一顧だにしない住民訴訟、嗚呼!日本の裁判所はかくも凄まじく劣化していた…。ベストセラー『絶望の裁判所』の著者が、中世並みの「ニッポンの裁判」の真相と深層を徹底的に暴く衝撃作!

目次

第1章 裁判官はいかに判決を下すのか?―その判断構造の実際
第2章 裁判官が「法」をつくる―裁判官の価値観によって全く異なりうる判決の内容
第3章 明日はあなたも殺人犯、国賊―冤罪と国策捜査の恐怖
第4章 裁判をコントロールする最高裁判所事務総局―統制されていた名誉毀損訴訟、原発訴訟
第5章 統治と支配の手段としての官僚裁判―これでも「民主主義国家の司法」と呼べるのか?
第6章 和解のテクニックは騙しと脅しのテクニック?―国際標準から外れた日本の和解とその裏側
第7章 株式会社ジャスティスの悲惨な現状
第8章 裁判官の孤独と憂鬱

著者等紹介

瀬木比呂志[セギヒロシ]
1954年名古屋市生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1979年以降裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務、アメリカ留学。並行して研究、執筆や学会報告を行う。2012年明治大学法科大学院専任教授に転身。民事訴訟法等の講義と関連の演習を担当。関根牧彦の筆名による著書もあり、文学、音楽(ロック、クラシック、ジャズ等)、映画、漫画については、専門分野に準じて詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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キック

71
積読本消化(とにかく文章自体が難解で、再読はしません)。第1章と第2章は裁判官の判断構造、第3章は刑事裁判、第4章と第5章は民事裁判、第6章は「和解」の実態、第7章は先例や権威追随構造、第8章は対策といった構成。裁判官は非常識な人が多いというのは良く聞く話ですが、本書には、裁判官個々人の問題に留まらず、日本の司法全体の惨憺たる状況が克明に書かれており、元裁判官による告発本であるだけに説得力がありました。ただ閉ざされた世界には自浄作用は働きにくく、本書程度の告発で変わることは難しいと思いました。2019/07/15

にいにい

63
裁判の現状を元裁判官が描いた批判的な暴露本。司法は、三権分立の要なのに人事権で、組織の論理が優先される悲惨さを突き付ける。歪みない論理を持って判決されることを望むのに。指摘全てが妥当かさておき、著者は、外の安全圏から古巣を叩き、自分の考え・行動は、良心的、世界標準で、下した判決も適切と豪語し、「絶望」の宣伝を繰り返す。更に、他者には裁判を傍聴しネット等で発信することを強いりながら、自分は、参加の意志がないという姿勢は、流石、元裁判官!役人や職人を蔑むことを隠しもしない。そんな作風は、嫌いだな~。勇気➡続く2016/03/22

ふぇるけん

24
『絶望の裁判所』に続く、日本の法曹界、特に検察と裁判官に絡む闇を論じた一冊。『絶望』もショッキングな内容だったが、こちらもまた読んでいて苦しい。司法=正義という私の中のイメージがかなり書き換えられてしまった。果敢な判決を行った裁判官は地方に飛ばされ、自浄作用が働かない組織がどこまで腐敗してしまうのか、まるで出口のない迷路のようだ。2015/08/25

てつのすけ

21
前作「絶望の裁判所」に引き続き、裁判所の実状が描かれている。 著者の主張を、すべて受け入れることはできないが、それでも現在の裁判所は堕落してしまっている。 一気に改革することはできないであろうが、変わることを期待したい。2019/05/16

緋莢

20
証拠の後出し、DNA型鑑定の誤りから生まれた冤罪、政治家の圧力で認容額が一気に高額した名誉棄損損害賠償、権力寄りが顕著な行政訴訟・・・国連拷問禁止委員会において、アフリカの最高裁判事から「中世並みではないか?」と言われた日本の裁判、裁判所について元裁判官の著者が、真相と深層を徹底的に暴く。2017/10/09

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