出版社内容情報
竹久夢二がヌードを描き始めたのはなぜか。戦後まもなく、婦人警官のヌード写真が生まれた背景は? ヌードで読み解く近現代史。一九〇〇年代から一九七〇年代に創られた、「日本」をまとった七体のヌードの謎を解く。
推理のポイントは、時代と創り手の動機。
時系列で並んだヌードから浮かび上がる歴史とは?
極上ミステリーのような謎解き方式で、ヌードから近現代史を読み解いていく。
<本書の主な内容>
第一章 デッサン館の秘密
智恵子の「リアルすぎるヌード」伝説
第二章 Yの悲劇
「夢二式美人」はなぜ脱いだのか?
第三章 そして海女もいなくなった
日本宣伝映画に仕組まれたヌード
第四章 男には向かない?職業
満洲移民プロパガンダ映画と「乳房」
第五章 ミニスカどころじゃないポリス
占領と婦人警察官のヌード
第六章 智恵子少々
冷戦下の反米民族主義ヌード
第七章 資本の国のアリス
七〇年代パルコの「手ブラ」ポスター
池川 玲子[イケガワ レイコ]
著・文・その他
内容説明
一九〇〇年代から一九七〇年代に創られた、「日本」をまとった七体のヌードの謎を解く。推理のポイントは、時代と創り手の動機。時系列で並んだヌードから浮かび上がる歴史とは?
目次
第1章 デッサン館の秘密―智恵子の「リアルすぎるヌード」伝説
第2章 Yの悲劇―「夢二式美人」はなぜ脱いだのか?
第3章 そして海女もいなくなった―日本宣伝映画に仕組まれたヌード
第4章 男には向かない?職業―満洲移民プロパガンダ映画と「乳房」
第5章 ミニスカどころじゃないポリス―占領と婦人警察官のヌード
第6章 智恵子少々―冷戦下の反米民族主義ヌード
第7章 資本の国のアリス―七〇年代パルコの「手ブラ」ポスター
著者等紹介
池川玲子[イケガワレイコ]
1959年愛媛県今治市生まれ。東京女子大学卒業。四十五歳で川村学園女子大学大学院に進学し、若桑みどりに師事。博士(文学)。専門は日本近現代女性史。現在、実践女子大学・東京女子大学・日本女子大学非常勤講師、大阪経済法科大学・敬和学園大学客員研究員。『「帝国」の映画監督 坂根田鶴子「開拓の花嫁」・一九四三年・満映』(吉川弘文館)で第二十六回女性史青山なを賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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