出版社内容情報
日本は財政危機ではない、政策危機である。諸悪の根源のデフレ解消政策を最優先、健全な経済に戻せば増税なしで社会保障費は賄える!
国会で話題沸騰の「消費増税亡国論」をわかりやすく解説。著者菊池英博氏は衆参両院の予算公聴会に公述人として出席、「今日本に必要なのは消費税増税ではなく、積極的投資減税と公共投資」と発言し、衝撃を与えた。本書は国民の負担を減らして、社会保障を充実させる経済学の決定版となる。
第1章 日本はすでに平成恐慌である
第2章 デフレ発生から15年、日本経済を検証する
第3章 恐慌の歴史に学ぶということ
第4章 財政危機は偽りである
第5章 投資と成長戦略をどう実行するか
終章 いま日本が取るべき道
【著者紹介】
1936年に生まれる。1959年、東京大学教養学部卒業(国際関係論・国際金融論専攻)。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)へ入行。数々の要職を歴任する。American Biographical Institute " Men of The Year 1990" 受賞。1995年から文京女子大学(現文京学院大学)教授、同大学院経営額研究科教授。2007年からは経済アナリスト、日本金融財政研究所所長。1998年の大恐慌以降、衆参両院の予算公聴会に公述人として出席、銀行の株式保有制限、デフレ対策、純債務で見た日本の財政再建策などを提案。医療崩壊防止に関する論文も多数ある。
著書に『銀行の破綻と競争の経済学』(東洋経済新聞社)、『増税が日本を破壊する』『消費税は0%にできる』(いずれもダイヤモンド社)などがある。
内容説明
本当に怖いのは恐慌型デフレだ!新自由主義=グローバリズムは経済社会にとって悪である。
目次
第1章 日本はすでに平成恐慌である―均衡財政目標で経済が失速
第2章 デフレ発生から一五年、日本経済を検証する―政治家と財務省が採った政策の失敗
第3章 恐慌の歴史に学ぶということ―昭和恐慌と米国大恐慌
第4章 財政危機は偽りである―日本は世界一財源の豊富な国
第5章 投資と成長戦略をどう実行するか―クリントン・モデルに学ぶ
終章 いま日本が取るべき道―恐慌型デフレ解消から成長路線へ
著者等紹介
菊池英博[キクチヒデヒロ]
1936年生まれ。東京都出身。東京大学教養学部(国際関係論・国際金融論専攻)卒業後、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)へ入行し、本部と内外営業拠点で国際投融資の企画と推進、銀行経営に従事。ニューヨーク支店外国為替課・ミラノ支店長・豪州東京銀行取締役頭取などを歴任。1995年文京女子大学(現文京学院大学)経営学部・同大学院教授(国際金融・日本経済)。2007年日本金融財政研究所所長・経済アナリスト。「エコノミストは役に立つのか」(文藝春秋2009年7月号、東谷暁氏)で国内外のエコノミスト25名中ナンバー1にランクされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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