講談社現代新書<br> 化石の分子生物学―生命進化の謎を解く

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講談社現代新書
化石の分子生物学―生命進化の謎を解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881661
  • NDC分類 457
  • Cコード C0245

出版社内容情報

ネアンデルタール人は現生人類と交配したか? ジュラシック・パークの夢は実現するか? 古代DNA研究が解き明かした謎を紹介するネアンデルタール人は現生人類と交配したか?
ジュラシック・パークの夢は実現するか?
古代DNA研究が解き明かした生命進化の謎の数々を、わかりやすく紹介する。
化石のささやきに耳を澄ませる生物学者たちの奮闘をつたえる好著!

●第29回講談社科学出版賞受賞

第1章 ネアンデルタール人は現生人類と交配したか
第2章 ルイ十七世は生きていた?
第3章 剥製やミイラのDNAを探る
第4章 縄文人の起源
第5章 ジュラシック・パークの夢
第6章 分子の進化
第7章 カンブリア紀の爆発
第8章 化石タンパク質への挑戦


更科 功[サラシナ イサオ]
著・文・その他

内容説明

ネアンデルタール人の謎から、ジュラシック・パークの夢まで、太古のDNAが明かす驚きの生命史。化石がとどめるかすかな“記憶”に耳を澄ませる分子古生物学者たちの夢と冒険の物語―。

目次

第1章 ネアンデルタール人は現生人類と交配したか
第2章 ルイ十七世は生きていた?
第3章 剥製やミイラのDNAを探る
第4章 縄文人の起源
第5章 ジュラシック・パークの夢
第6章 分子の進化―現在の人類は進化しているか
第7章 カンブリア紀の爆発―現在のDNAから過去を探る
第8章 化石タンパク質への挑戦

著者等紹介

更科功[サラシナイサオ]
1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業勤務を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。現在、東京大学大学院理学系研究科研究員、立教大学・成蹊大学・東京学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

243
DNAの復元って大変な事なんだと知った。ジュラシックパーク出来たら面白いのになぁ。2016/07/10

まーくん

94
生物化石からDNAを抽出して生命進化を探るということ自体、そんなことできるんか?と驚き。この著者の話しは大変面白く切り口もユニーク。ネアンデルタール人の化石からDNA(99%は他の生物からの混入DNAだそう)採取し、その中からネアンデルタール人自身のDNAを選び出し、ゲノムを決定。そして現生人類と交配があったことまで突き止めた手法を解説。さらにはジュラシック・パークの世界についても。尤も、こちらは少し難しいよう。「分子進化の中立説」と分子時計の説明も、その論理の組立に感心するとともに進化の不思議を思った。2020/03/23

megumiahuru

43
いや~面白かったです! 元「恐竜オタク少年」が、子ども心そのままに、「分子古生物学」愛を分かりやすい筆致で語ってくれています。かつて地球を跋扈した生き物たちの化石からDNAを取り出そうなどという、ジュラシックパークばりの研究に、実に真面目に(かつ地味に)取り組んでおられる方々がいることが、そもそも驚きでした。全ての生き物が4つの塩基の組み合わせで規程されているということ、バクテリアも恐竜も私たちホモサピエンスも、みなひとつの連綿と続くいのちの流れの中にあるということ。生命の神秘を改めて思わされました!2013/12/06

とろとろ

29
人間のDNAには、人間に至るまでのさまざまな進化の記憶が刻まれているってことよね。でも、いくら分子生物学が進んでも、ジェラシックパークみたいに過去を再現することは不可能というとうことだな。琥珀の中も不変ではない。まっ、そうでしょうな(^o^)。2015/08/26

春風

23
化石をサンプルとし、分子生物学的見地から古生物等を理解するための手続きが俯瞰できる。前半では、DNAの増幅の手法(PCR法)や塩基配列決定法等、分子生物学を専門とする人間以外にはやや難解ではある。しかし、ジュラシックパークは実際に可能なのかといった問いが丁寧に論述されているため、興味を持たれた方(特に古生物学を志す学生)はご一読をお勧めする。他書と比べて研究の失敗談が多く、研究のリアルが垣間見える。「恐竜の化石から抽出したDNAを3000回増幅して、遂に増幅が成功した!」の解釈は、読後恐らく変わるだろう。2019/11/30

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