出版社内容情報
国内で生き残るために新興アジアへ! 現地アジアの水先案内人が、空洞化の常識を覆し、日本及び日本企業の進むべき道を考察する。
国内で生き残るために今こそ新興アジアへ!
空洞化が起きると、国内雇用は減少する? アジアビジネス成功のカギは低コスト?
インドやタイなどで日本企業の水先案内人をつとめる著者が、豊富な実例をもとに、空洞化の常識をくつがえし、日本企業の「現地化」戦略を説く。
はじめに
第一章 「空洞化」を怯えてはいけない
1 未来が空洞化するとき――「空洞化」はほんとうに起こっているのか?
2 海外で稼いだお金は日本国内に還流しない?
3 日本企業の海外進出が技術水準を低下させる?
4 日本企業の海外進出で国内雇用は減る?
5 「空洞化」論が招く未来の空洞化
第二章 「新興アジア」における「現地化」のススメ
1 「新興アジア」で進行していること――日本経済との対比で
2 「新興アジア」のほんとうの意味
3 「新興アジア」各国の日本企業誘致合戦
4 ルール作りゲーム――「賭金」としての日本企業
5 日本企業の「新興アジア」における「現地化」の意義――モノ(企業)の現地化
6 ひきこもる日本企業
7 「和僑」のススメ――ヒトの「現地化」
8 日本型「投資立国」――カネの「現地化」
第三章 「新興アジア」を活用した日本改造
1 日本というシステムの課題
2 「新興アジア」戦線で露呈する日本の課題
3 「作れるもの」から「欲しいもの」へ
4 「日本入ってる」で「新興アジア」をめざせ
5 「新興アジア」が日本を変える
6 日本に錦を飾る出世魚中小企業――下請構造からの卒業
7 日本のアジア化とアジアの日本化
おわりに
【著者紹介】
一九七三年金沢市生まれ。東京大学経済学部卒業、ハーバード大学大学院修了(修士)。通商産業省入省後、二〇〇六年から四年近くインドに駐在し、インド経済の勃興と日本企業のインド進出を支援。DMIC構想やインドのチェンナイ、グジャラートの他、タイ、ミャンマーなどで数々のプロジェクトの立ち上げと推進を通じ、アジアにおける日本企業のビジネスを実地に見聞してきた。現在、タイ王国政府政策顧問として日本政府より国家経済社会開発委員会に出向。
内容説明
国内で生き残るために新興アジアへ。アジアビジネスの水先案内人が、豊富な実例をもとに分析。
目次
第1章 「空洞化」を怯えてはいけない(未来が空洞化するとき―「空洞化」はほんとうに起こっているのか?;海外で稼いだお金は日本国内に還流しない?;日本企業の海外進出が技術水準を低下させる?;日本企業の海外進出で国内雇用は減る?;「空洞化」論が招く未来の空洞化)
第2章 「新興アジア」における「現地化」のススメ(「新興アジア」で進行していること―日本経済との対比で;「新興アジア」のほんとうの意味;「新興アジア」各国の日本企業誘致合戦;ルール作りゲーム―「賭金」としての日本企業;日本企業の「新興アジア」における「現地化」の意義―モノ(企業)の現地化
ひきこもる日本企業
和僑のススメ―ヒトの「現地化」
日本型「投資立国」―カネの「現地化」)
第3章 「新興アジア」を活用した日本改造(日本というシステムの課題;「新興アジア」戦線で露呈する日本の課題;「作れるもの」から「欲しいもの」へ;「日本入ってる」で「新興アジア」をめざせ;「新興アジア」が日本を変える;日本に錦を飾る出世魚中小企業―下請け構造からの卒業;日本のアジア化とアジアの日本化)
著者等紹介
松島大輔[マツシマダイスケ]
1973年金沢市生まれ。東京大学経済学部卒業、ハーバード大学大学院修了(修士)。通商産業省入省後、2006年から四年近くインドに駐在し、インド経済の勃興と日本企業のインド進出を支援。DMIC構想やインドのチェンナイ、グジャラートの他、タイ、ミャンマーなどで数々のプロジェクトの立ち上げと推進を通じ、アジアにおける日本企業のビジネスを実地に見聞してきた。現在、タイ王国政府政策顧問として日本政府より国家経済社会開発委員会に出向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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