出版社内容情報
社会を変えるには、巨大なシステムと戦うのではなく、勝手に自分の国をつくってしまえばいい。いまを生きのびるための技術を明かす。現政府に文句があるなら、勝手につくっちゃえばいい! 東日本大震災後に熊本に新政府を設立し、初代内閣総理大臣に就任した男が明かす、いまを生きのびるための技術とは? 何も壊す必要などない。ただ、あらゆる常識を根底から疑い、歩きかたを変えてみる。視点を変えてみる。そして、思考しつづける。それだけで世界はまったく別の相貌を見せ始める。ここには希望しかない!
プロローグ ドブ川の冒険
第1章 そこにはすでに無限のレイヤーがある
第2章 プライベートとパブリックのあいだ
第3章 態度を示せ、交易せよ
第4章 創造の方法論、あるいは人間機械論
終 章 そして0円戦争へ
エピローグ 僕たちは一人ではない
坂口 恭平[サカグチ キョウヘイ]
著・文・その他
内容説明
現政府に文句があるなら、勝手に独立国家をつくっちゃえばいい。匿名化したシステムとは戦わない。何も破壊しない。ただ、歩きかたを変えること。視点を変えること。そして、思考しつづけること。それだけで世界はまったく別の相貌を見せ始める。路上生活のエキスパートたちに教えを請い、歌うように、踊るように、DIYで国をつくった男が語る、いまここにある希望。
目次
第1章 そこにはすでに無限のレイヤーがある(路上生活者たちのレイヤーライフ;家に車輪をつけてみる―モバイルハウス;二〇一一年三月十一日)
第2章 プライベートとパブリックのあいだ(土地は誰のものか?;じわじわしみ出るパブリック;二〇一一年五月十日、新政府誕生)
第3章 態度を示せ、交易せよ(新しい経済の在り方;学校社会と放課後社会という二つの世界;実録・僕の態度経済)
第4章 創造の方法論、あるいは人間機械論(創造の定義;自分を一個の機械と考える;絶望眼の使いかた)
終章 そして0円戦争へ(Zero Public;0円特区の具体像;新政府の領土拡大作戦;食費0円;総工費0円;エネルギー政策;どんどん移動いしつづける;国会を0円でゲット;拡張を続ける新政府;ただひたすらに)
著者等紹介
坂口恭平[サカグチキョウヘイ]
1978年、熊本生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家・作家・絵描き・踊り手・歌い手。2011年5月、新政府を樹立し、初代内閣総理大臣に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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