出版社内容情報
戦争は本当に日本社会を公平化したのか? 戦時下、不公平を強いられた「皇軍」兵士と家族の群像を描く。戦争は本当に日本社会を公平化したのか? 昇進につきまとう学歴という壁。食糧をめぐる将校と兵の違い。兵士への応召手当をめぐる格差――。戦時下、不公平を強いられた「皇軍」兵士と家族の群像を描く。 第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる / 第2章 軍隊での生き方 / 第3章 兵士と家族――戦争の「不公平」 / 第4章 「戦死の伝えられ方」をめぐって
第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる
第2章 軍隊での生き方
第3章 兵士と家族――戦争の「不公平」
第4章 「戦死の伝えられ方」をめぐって
一ノ瀬 俊也[イチノセ トシヤ]
著・文・その他
内容説明
軍隊という格差社会をどう生きたのか?徴兵・手当・食事から死亡通知まで。
目次
第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる(皇軍兵士となるまで;兵士が入隊するとき)
第2章 軍隊での生き方(平時の軍隊生活;戦時下の兵士;少年兵たちの軍隊)
第3章 兵士と家族―戦争の「不公平」(「手当」をめぐる不公平;軍事郵便をめぐる不公平;戦死者墓石・戒名の不公平;「食」をめぐる不公平)
第4章 「戦死の伝えられ方」をめぐって(戦死の真相を探る;引揚援護庁『死亡認定の参考』をめぐって)
著者等紹介
一ノ瀬俊也[イチノセトシヤ]
1971年福岡県生まれ。九州大学文学部史学科卒業、同大学大学院比較社会文化研究科博士課程中退。博士(比較社会文化)。現在、埼玉大学教養学部准教授。専攻は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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