出版社内容情報
日本外交の第一線に立ってきた元外交官が「昭和」の過ちを昇華せんとする体験的思索の書。歴史観なき外交を排し、日本とアジアを問う政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。そのダイナミズムをいかに掴み、「昭和」の過ちを昇華させるか。戦後外交の第一線に立ってきた外交官の体験的思索の書!
6年の“漂流”の後に――少し長めのまえがき
第1章 靖国神社と歴史認識
第2章 国家の矜持としての慰安婦問題
第3章 日韓の“失われた時”を求めて
第4章 トーゴー先生は台湾独立を支持しますか?
第5章 原爆投下をアメリカに抗議すべきか
第6章 私のなかの東京裁判
オール・ジャパンとして――あとがきにかえて
東郷 和彦[トウゴウ カズヒコ]
著・文・その他
内容説明
政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。外務省を辞めて考えたこと。第一線に立って戦った元外交官の体験的思索の書。
目次
六年の“漂流”の後に―少し長めのまえがき
第1章 靖国神社と歴史認識
第2章 国家の矜持としての慰安婦問題
第3章 日韓の“失われた時”を求めて
第4章 トーゴー先生は台湾独立を支持しますか?
第5章 原爆投下をアメリカに抗議すべきか
第6章 私のなかの東京裁判
オール・ジャパンとして―あとがきにかえて
著者等紹介
東郷和彦[トウゴウカズヒコ]
1945年、東京生まれ。1968年、東京大学教養学部卒業、外務省入省。三回の在モスクワ大使館勤務、ソ連課長、欧亜局長などロシア関係部署に計十七年間勤務。その他、条約局、経済局、在米大使館などで勤務。駐オランダ大使を最後に、2002年に外務省を退官。その後、ライデン大学、プリンストン大学、淡江大学、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校、ソウル国立大学で教鞭を執る。2007年末に帰国し、現在、テンプル大学日本校客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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