講談社現代新書<br> 女装と日本人

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講談社現代新書
女装と日本人

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  • サイズ 新書判/ページ数 376p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879606
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0239

出版社内容情報

ヤマトタケルの時代から、著者自らが身を置いた新宿の夜の話まで、女装を軸に日本文化史を読みなおす。ヤマトタケルの神話、中世の女装稚児、歌舞伎の女形、江戸の陰間、現代のニューハーフ……。 なぜ私たちは性別を越えたものに心ときめくのか? “女装”を軸に日本文化史を読み直す。(講談社現代新書)

序章 日本人は女装好き?
第1章 古代?中世社会の女装
第2章 近世社会と女装
第3章 近代社会と女装
第4章 戦後社会と女装
第5章 現代日本の女装世界
第6章 日本社会の性別認識
終章 文化としての女装


三橋 順子[ミツハシ ジュンコ]
著・文・その他

内容説明

ヤマトタケルの神話、僧侶と女装の稚児の恋、歌舞伎の女形、江戸の陰間茶屋、夜の新宿ネオン街…“女装”を抜きに日本文化は語れない。

目次

序章 日本人は女装好き?
第1章 古代~中世社会の女装
第2章 近世社会と女装
第3章 近代社会と女装
第4章 戦後社会と女装
第5章 現代日本の女装世界―新宿の女装コミュニティ
第6章 日本社会の性別認識
終章 文化としての女装

著者等紹介

三橋順子[ミツハシジュンコ]
埼玉県生まれ。性社会史研究者。国際日本文化研究センター共同研究員、早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員、多摩大学非常勤講師。専門は日本におけるジェンダー&セクシュアリティの歴史、とりわけ、トランスジェンダー(性別越境)の社会・文化史。2005年度には、お茶の水女子大学で、日本初の「トランスジェンダー論」の専論講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

45
江戸時代の陰間茶屋の件が特に興味深かった。古代から江戸時代まで、日本という国のセクシャリティや性に対しての寛容さに驚いた。 2019/06/21

4fdo4

15
日本の異性装者(女装)を古代から現代まで論文調で纏めてある。 明治維新までの日本では女装も男色もごく普通のことであり、開国しキリスト教の考え方が入ってきて一転してこれらは排除対象、時代によっては逮捕となった。 昨今、どこかの国会議員が「国賓のパートナーが同性だった場合、自分は晩餐会への出席には反対。日本国の伝統に合わない」といった事を言ったそうだ。まったくもって色んな面から残念で仕方がない。2017/12/03

ヤマセミ

11
真面目な文化論なのだが、とても読みやすく興味深かった。性の違和感を持つ人は治療しなければならないというのは、「医学の皮を被った性規範の強制」というのはなるほどと思った。『オスは生きてるムダなのか』角川選書、と合わせ読むと生物学的にも納得できると思う。2016/11/08

藤月はな(灯れ松明の火)

11
日本での女装文化の奥深さや古来の日本文化内でのマイノリティに対する寛容さについて教わりました。以前、読んだ風俗関係の新書や「禁色」に関係があるお店が紹介されていてびっくりしました。特に文化や宗教観によって培われてきた日本人の女装に対する意識が外国のジェンダーの固定という思想の導入によって矮小化されたという事実に当時の方々の気持ちを考えると本当に遣る瀬無いです。2010/05/10

斑入り山吹

8
ブックオフで目が合った。三橋氏は伏見憲明『変態(クィア)入門』で知って、まあそれは対談だったけど、5年という月日でこんなにまとまった文章を読めるようになる、社会の変遷に驚いた。日本の長い伝統において、性に対するおおらかさ、というものは連綿と続いているんだなぁ、と改めて感じいる。古事記でヤマトタケルの段を読んだときに疑問に思ったことってこういうことだったのね!と大ウケ。仏教が日本に入った段階で相当変容したのではないか、という話を河合隼雄の明恵の本で目にしたけれど、稚児って他の国の仏教寺院にはいたのかしら!?2012/09/10

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