出版社内容情報
世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。我々が信じる合理的選択、科学的認識、論理的思考は、絶対的なものではない!世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。
序章 理性の限界とは何か
第1章 選択の限界
投票のパラドックス/アロウの不可能性定理
囚人のジレンマ/合理的選択の限界と可能性
第2章 科学の限界
科学とは何か/ハイゼンベルクの不確定性原理
EPRパラドックス/科学的認識の限界と可能性
第3章 知識の限界
ぬきうちテストのパラドックス/ゲーテルの不完全性定理
認知論理システム/論理的思考の限界と可能性
高橋 昌一郎[タカハシ ショウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
私たち人間は、何を、どこまで、どのようにして知ることができるのか?いつか将来、あらゆる問題を理性的に解決できる日が来るのか?あるいは、人間の理性には、永遠に超えられない限界があるのか?従来、哲学で扱われてきたこれらの難問に、多様な視点から切り込んだ議論(ディベート)は、アロウの不可能性定理からハイゼンベルクの不確定性原理、さらにゲーデルの不完全性定理へと展開し、人類の到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心を明らかにする。そして、覗きこんだ自然界の中心に見えてきたのは、確固たる実在や確実性ではなく…。
目次
序章 理性の限界とは何か(選択の限界;究極の限界値;科学の限界;知識の限界;ディスカッションのルール)
第1章 選択の限界(投票のパラドックス;アロウの不可能性定理;囚人のジレンマ;合理的選択の限界と可能性)
第2章 科学の限界(科学とは何か;ハイゼンベルクの不確定性原理;EPRパラドックス;科学的認識の限界と可能性)
第3章 知識の限界(ぬきうちテストのパラドックス;ゲーデルの不完全性定理;認知論理システム;論理的思考の限界と可能性)
著者等紹介
高橋昌一郎[タカハシショウイチロウ]
1959年生まれ。ミシガン大学大学院哲学研究科修士課程修了。現在は、國學院大學文学部教授。専門は、論理学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
KAZOO
mitei
harass
♪みどりpiyopiyo♪
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