講談社現代新書<br> 理性の限界―不可能性・不確定性・不完全性

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講談社現代新書
理性の限界―不可能性・不確定性・不完全性

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879484
  • NDC分類 116
  • Cコード C0210

出版社内容情報

世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。我々が信じる合理的選択、科学的認識、論理的思考は、絶対的なものではない!世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。

序章  理性の限界とは何か
第1章 選択の限界
     投票のパラドックス/アロウの不可能性定理
     囚人のジレンマ/合理的選択の限界と可能性
第2章 科学の限界
     科学とは何か/ハイゼンベルクの不確定性原理
     EPRパラドックス/科学的認識の限界と可能性
第3章 知識の限界
     ぬきうちテストのパラドックス/ゲーテルの不完全性定理
     認知論理システム/論理的思考の限界と可能性


高橋 昌一郎[タカハシ ショウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

私たち人間は、何を、どこまで、どのようにして知ることができるのか?いつか将来、あらゆる問題を理性的に解決できる日が来るのか?あるいは、人間の理性には、永遠に超えられない限界があるのか?従来、哲学で扱われてきたこれらの難問に、多様な視点から切り込んだ議論(ディベート)は、アロウの不可能性定理からハイゼンベルクの不確定性原理、さらにゲーデルの不完全性定理へと展開し、人類の到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心を明らかにする。そして、覗きこんだ自然界の中心に見えてきたのは、確固たる実在や確実性ではなく…。

目次

序章 理性の限界とは何か(選択の限界;究極の限界値;科学の限界;知識の限界;ディスカッションのルール)
第1章 選択の限界(投票のパラドックス;アロウの不可能性定理;囚人のジレンマ;合理的選択の限界と可能性)
第2章 科学の限界(科学とは何か;ハイゼンベルクの不確定性原理;EPRパラドックス;科学的認識の限界と可能性)
第3章 知識の限界(ぬきうちテストのパラドックス;ゲーデルの不完全性定理;認知論理システム;論理的思考の限界と可能性)

著者等紹介

高橋昌一郎[タカハシショウイチロウ]
1959年生まれ。ミシガン大学大学院哲学研究科修士課程修了。現在は、國學院大學文学部教授。専門は、論理学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。