講談社現代新書<br> 日中戦争―殲滅戦から消耗戦へ

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講談社現代新書
日中戦争―殲滅戦から消耗戦へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879002
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0221

出版社内容情報

70年目に浮かび上がる日中戦争の新たな貌。新史料から当時の庶民、軍人、文化人らが見た日中戦争を活写!近代日本にとって最大最悪の戦争だった日中戦争。
軍事力で圧倒する日本が弱敵・中国に惨敗したのはなぜだったのか?
両国の戦略の違い、その根底にある国民性の違いまで分析し、
これからの日中関係を見通す決定版!
新史料『検閲月報』から、両国民の封印された「肉声」の数々も紹介。

目次より

●満洲事変がもたらした誤算
●起きるべくして起きた南京虐殺
●殲滅戦略戦争の破綻
●蒋介石の消耗戦略はなぜ生まれたか
●欺かれた汪兆銘
●二つのパワー
●『検閲月報』が明かす両国民の本音 など

序章 殲滅戦争と消耗戦争
第1章 開戦への歩み
第2章 破綻した戦略
第3章 傀儡の国
第4章 見果てぬ夢
第5章 二つのパワー
第6章 『検閲月報』を読む


小林 英夫[コバヤシ ヒデオ]
著・文・その他

内容説明

戦地の将兵も嘆いた泥沼の戦いに日本が踏み込んだ本当の理由とは―敗北の歴史から学ぶ。

目次

序章 殲滅戦争と消耗戦争
第1章 開戦への歩み
第2章 破綻した戦略
第3章 傀儡の国
第4章 見果てぬ夢
第5章 二つのパワー
第6章 『検閲月報』を読む

著者等紹介

小林英夫[コバヤシヒデオ]
1943年東京生まれ。東京都立大学法経学部卒。71年、同大学大学院社会科学研究科博士課程修了。73年より駒澤大学経済学部教授。96年より早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

235
確かに近視眼的な感覚で意見のすり合わせしてるとそうなるんだろうな。日本人って。若干中国贔屓を感じたが、概ね日本に向けて歴史から学ぼうとする雰囲気。支那事変とか当時は言ってたけど日中戦争はあまり馴染みがないよなぁと思う。どうしても後から見ると対米戦争がメインに感じられるからだろうな。2020/02/04

樋口佳之

14
具体的に日本への対応策を述べている。それは、以下の五つに要約されるものであった。第一 持久消耗戦 第二 防衛を中心とする。敵が来たら殲滅する 第三 後退せずに陣地を固守する 第四 十分に民力と物力を利用する 第五 工事や人員を隠蔽し、戦車壕や防毒方法などを活用する/ここで蔣介石は、「持久消耗戦」という発想をはっきりと打ち出し、そこに中国の勝利への光明を見出している。/蒋介石に関する他の本も読んでみたい2017/03/10

coolflat

14
日中戦争(本書においては満州事変から終戦まで)を「殲滅戦=ハードパワー」(日本)と「消耗戦=ソフトパワー」(中国)の戦いと捉え分析している。日本が敗北した理由とは、日本の戦争指導者たちが相手を殲滅するか、己が殲滅するか、という戦略しか持ち得なかった結果、長期的展望がないまま短期的視点で兵力を逐次投入し、そのつど優秀な兵士・下士官たちを無駄死にさせた事、そして「外交=ソフトパワー」を軽視した事、に尽きる。本格的な外交交渉力を必要としない短期局地戦争ばかりを戦ってきた結果、外交軽視の体質が生まれたという訳だ。2017/03/08

ののまる

9
ああああ〜 蒋介石の日本人分析(長所と短所)が、現代の状況を言っているかのよう・・・ 戦後、何も変わってない、日本の殲滅戦略作戦(戦後は経済政策)と、国際社会・政治とのズレ、国際情勢に疎く、ちゃんと外交・発信、情報公開できない体質。2021/07/20

wei xian tiang

4
三年ぶり再読。検閲記録に残る、相対的には少ないものの「親日通信」とされるものが一定数あることが注目。農村地帯で共産党の凄惨なリンチや略奪に怯える小所有層にとっては、「共匪」を討伐して治安を回復した日本軍は頼もしく思えた時期・地域もないわけではなかったのだろう。むろん日本軍自身の徴発、軍紀弛緩、暴行のためにそんな潜在的支持基盤も全て敵に回してしまう。宣撫が拙劣なために必要以上の汚名までかぶることになる。2018/05/18

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