世の中への扉<br> 命の意味 命のしるし

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世の中への扉
命の意味 命のしるし

  • 上橋 菜穂子/齊藤 慶輔【著】
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  • 講談社(2017/01発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 138p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062870252
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8095

出版社内容情報

NHK「SWITCHインタビュー 達人達」を書籍化! 上橋菜穂子作品の魅力を、「野生動物のお医者さん」齊藤慶輔が徹底解剖!「SWITCHインタビュー 達人達 vol.107命の意味 命のしるし 上橋菜穂子×齊藤慶輔」を書籍化! 大好評だった番組内容に加え、番組で収録しきれなかった数々の名言を、小学校高学年向け対象に書きおろし。
日本で2人目の国際アンデルセン賞受賞作家・上橋菜穂子は、同賞受賞時に「さまざまなファンタジーの世界を作り出す類いまれなる才能を持ち合わせ、彼女の作品は優しさと、自然や知性ある生き物への大きな敬意を持ち合わせている」と評された。その作品の魅力に、「野生動物のお医者さん」として、つねに野生動物の厳しい現実に向きあってきた齊藤慶輔が迫る。

プロローグ リアル『獣の奏者』に会いにいく
SWITCH 上橋菜穂子>>>齊藤慶輔
第一章 なぜ物語を描くのか
第二章 なぜ治したいと思うのか
第三章 鳥の目線で描く
第四章 ふたつの世界の境界線で
SWITCH 齊藤慶輔>>>上橋菜穂子
エピローグ 命の現場から


上橋 菜穂子[ウエハシ ナホコ]
著・文・その他

齊藤 慶輔[サイトウ ケイスケ]
著・文・その他

内容説明

多文化社会の中で、はざまに立たされた人々の「それでも自分はこう生きてみたい」という選択を、願いをこめて書きつづけてきた作家・上橋菜穂子。「野のものは、野に帰してやりたい」と野生動物たちの声なき声に耳をすませて、共生の道を探しつづけてきた獣医師・齊藤慶輔。人と人、人と自然との関係を見つめてきたふたりが問う、命の意味とは―。小学上級から。

目次

プロローグ リアル『獣の奏者』に会いにいく
SWITCH 上橋菜穂子→齊藤慶輔
第1章 なぜ物語を描くのか
第2章 なぜ治したいと思うのか
第3章 鳥の目線で描く
第4章 ふたつの世界の境界線で
SWITCH 齊藤慶輔→上橋菜穂子
エピローグ 命の現場から

著者等紹介

上橋菜穂子[ウエハシナホコ]
1962年、東京都生まれ。作家。川村学園女子大学特任教授。専攻は文化人類学でオーストラリアの先住民アボリジニを研究。1989年に『精霊の木』で作家デビュー。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞をダブル受賞した『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)ほか著書、受賞多数。2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞

齊藤慶輔[サイトウケイスケ]
1965年、埼玉県生まれ。獣医師。幼少時代をフランスで過ごし、野生動物と人間の共存を肌で感じた生活を送る。1994年より環境省釧路湿原野生生物保護センターで野生動物専門の獣医師として活動を開始。2005年に同センターを拠点とする猛禽類医学研究所を設立、その代表を務める。絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護活動の一環として、傷病鳥の治療と野生復帰に努めるのに加え、保全医学の立場から調査研究を行う。近年、傷病・死亡原因を徹底的に究明し、その予防のための生息環境の改善を「環境治療」と命名し、活動の主軸としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

137
上橋菜穂子は、新作中心に読んでいる作家です。著者の作品では「獣の奏者」が一番好きですが、本書はリアル獣の奏者とも言える齊藤慶輔獣医師との対談集です。小冊子ですが、タイトルの命の意味や人間と野生動物の在り方、生態系等、色々と考えさせる内容です。猛禽オオワシは、鳥類が恐竜の末裔である事を納得させる生物で浪漫がありますね。本書で紹介されている世界各国の著者の翻訳本の表紙もバラエティに富んでいて興味深いです。次は新作のファンタジー大作を読みたいと思います。 2017/02/19

文庫フリーク@灯れ松明の火

127
『獣の奏者外伝-刹那』でエリンの師・エサルが獣ノ医術師を目指した若き日描く「秘め事」に、ムチカ(小型の鹿)が口を開け、その舌と口の中が真っ黄色-黄疸が出ている場面がある。当初、上橋さんは鹿の白目に黄疸が出ている描写にする予定だったが、釧路「猛禽類医学研究所」で野生の猛々しい野生動物を診る現役医師・斎藤慶輔氏の検証・アドバイスで変更したという。SWITCHインタビュー達人達 上橋菜穂子×斎藤慶輔の書籍化。上橋さんが【リアル獣の奏者】と呼ぶ斎藤医師の、重厚なフィールドワークから命を救われ、野生へ戻って行く→続2017/06/09

へくとぱすかる

80
ページ数は少ないものの、非常に重大なテーマ。獣医師として北海道で猛禽類など野鳥の治療にあたる齊藤さんと作家・文化人類学者の上橋さんが、命を語る。野鳥が交通事故にあったりしても、治療は簡単ではない。それこそ鳥の心を推し量りながら麻酔をかける。鉛の散弾を誤って食べ、中毒死する鳥の話を読むと、人間のいいかげんさに、ため息が出る。日本で鉛散弾が禁止されるまで、長くかかったことなど、日本の自然保護には危機感を感じる。シマフクロウの個体数の少なさにも驚く。自然を守れないなら、人間であることが恥かしくなる。2020/06/24

よこたん

45
“ピッチャーがいい球を投げたときって、キャッチャーミットがパーンといい音がしますね。物語が死んでいると、あの音が鳴らないんです。” 確かに、鳥肌が立つような気持ちよさには、音も伴っているのかも。作家・上橋さんと野生動物の獣医師・齊藤さんの対談を織りまぜながら。“野にあるものは、野に。”は、お二方の共通の思いのようだ。『獣の奏者』や『精霊の守り人』の生まれたエピソードも知ることができて嬉しかった。野生動物の治療から、世界的規模の自然環境への問題提起まで、齊藤さんの話ももっと聞きたいと思った。2018/12/29

けんとまん1007

43
命に携わる齊藤さん、命を描く上橋さん。ここに至るまでの道のりを知ることができ、ますます、お二人の向う先が素晴らしいと思った。それがあるべきところへ戻すこと、あるべきところに立ち位置を置く。今の時代、なかなかできることではないと思う。日々の積み重ねというと、ありきたりになってしまうが、先を見据えての日々の積み重ねの意味が、深く伝わってくる。今できること、自分ごととして考えること。ここから、すべてが始まる。2017/11/11

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