出版社内容情報
舞台は全日本ジュニア。大会の衣装やスケート靴など、多くの人たちの協力があるから、また氷の上に立てることに気づくかすみの成長!全日本ジュニア大会直前、練習に励むかすみ。でも誰にも言えずに困っていたことがあった。それは、かすみが成長したために、これまでの大会で着ていたジゼルのコスチュームが小さくなり着られないこと。でも、家のお金のことを考えると、ママには言えないし……。ため息をつくかすみに、同級生で手芸部の島崎さんがコスチュームを作ってくれることに! 小さくなってしまったスケート靴の修理や買い換えも、夏野さんが支払ってくれている。コスチュームや靴など目に見えるものだけではなく、他にも多くの人のおかげで自分はスケートを続けられていると気づいていくかすみ。ママもかすみのようすをちゃんと見てくれていた。そして、亡くなったパパもじつは……。
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
1 新しいジゼルの衣装
2 こわれたスケート靴
3 祐子さんの入院
4 よけいなひとこと
5 瀬賀くんにたのまれたこと
6 無事に終わったはずなのに
7 伝説のフリースケーティング
8 花音さんとの再会
9 いよいよ公式練習
10 新しいスケート靴
11 花音さんの言葉
12 自分を信じて!
13 挑戦とくやし涙
14 男子フリースケーティング
15 だったん人は舞い踊る
16 わたしはシンデレラ
17 見守ってくれる人たちへ
あとがき
風野 潮[カゼノ ウシオ]
著・文・その他
Nardack[ナルダク]
著・文・その他
内容説明
全日本ジュニア大会に向けて練習にはげむかすみは、衣装やスケート靴が小さくなってしまって、こまっていた。でもまわりの人たちのおかげで無事、大会出場へ!感謝を胸に『ジゼル』をすべるかすみ。そして、失敗をおそれず挑戦する仲間の姿と応援に勇気をもらったかすみは―。その後、瀬賀冬樹がやってきて、衝撃のひとことを告げる。ついに“パパの秘密”が明らかに…。小学中級から。
著者等紹介
風野潮[カゼノウシオ]
大阪府生まれ。大学時代は吹奏楽部に所属。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』で1998年にデビュー。同作で第36回野間児童文芸新人賞・第9回椋鳩十児童文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひめありす@灯れ松明の火
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道錬