出版社内容情報
海の水が雨になり、森や田畑にふりそそぎ、川をとおって海にもどる。水の循環から自然と人間のかかわりかたをさぐる1冊!わたしたちのまわりには、海のおくりものがいっぱいです。魚や海藻、そして塩。「波や潮」という水の力もそうです。石油や、木材、食料は、水の力を借りて、船で運ばれてきます。一方で、津波という、海と人間のたたかいもあります。海の水が雨になり、森や田畑にふりそそぎ、川をとおって海にもどる。この、水のつながりはいのちのつながりでもあります。陸に生きるわたしたちと海との関係を見つめなおす「生きている」シリーズの完結編。
*青い鳥文庫収録にあたり、東日本大震災の被害について加筆し、写真やイラストを一新してお届けします。
<小学校中級から・すべての漢字にふりがなつき>
富山 和子[トミヤマ カズコ]
著・文・その他
大庭 賢哉[オオバ ケンヤ]
著・文・その他
内容説明
魚や貝、塩など、海のめぐみを受けて、わたしたちはくらしてきました。海の水が雨になり、森や田畑にふりそそぎ、川をとおって海にもどる。この水のつながりは、いのちのつながりでもあります。一方で津波という、海とのたたかいもありました。そして今、海に異変が起きています。陸に生きるわたしたちと海との関係を見つめなおす「生きている」シリーズの完結編、待望の文庫化。小学中級から
目次
海とわたしたちの国土(地球は水の星。そして日本は海の国です;海はつづいています;海はながれています;海は宇宙を感じています;海と陸とのたたかいもありました;海は山をのぼりました)
海に生きる人たち(海の人たちはやさしい人たちでした;対岸ともなかよしでした;みんなで海をそだてました;海の人たちはたたかう人たちでした)
海の苦しみ(お返しを忘れた社会;地球の温暖化;海がよみがえってきたよ)
著者等紹介
富山和子[トミヤマカズコ]
群馬県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。評論家。立正大学名誉教授。日本福祉大学客員教授。著書の他、「富山和子がつくる日本の米カレンダー」(国際カレンダー)を制作している
大庭賢哉[オオバケンヤ]
神奈川県に生まれる。児童書のさし絵・漫画・装画などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Hitoshi
サラサラココ
うえすとざうるす。
がまち