出版社内容情報
凜太郎、天馬、六花の3人が探偵部を結成。「謎を解くカギは物事をよく見ることじゃ」ヤタガラスのクロちゃんのヒントで推理始動!主人公は、広島の小さな島から鎌倉に転校してきた5年生の花毬凜太郎。同級生の上條天馬・山内六花と一緒に謎を解きながら、新しい学校になじんでいく様子が描かれます。両親行方不明の真相を知るために、お宝事件に関心を持つ天馬が興味を持ったのは、信長の秘宝とされる短刀が盗まれた、という事件。そんな大きな事件に小学生がどうやって…?
凜太郎の親友は、ヤタガラスのクロちゃん! 世の中を広く深く見通すクロちゃんの言葉が、主人公たち(と読者)に、物事の真実を教えてくれます。この物語において「千里眼」とは、特殊な能力ではなく、物事の見方や捉え方なのです。
お母さんで作家の薫子さんの存在もまた、温かくも新鮮な親子関係を感じさせます。
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
1 なぜ、凜太郎はためいきをついているのか?
2 なぜ、子犬は理科園にいたのか?
3 なぜ、ロマンが必要なのか?
4 なぜ、凜太郎と天馬はならんで歩くのか?
5 なぜ、探偵部に緊急招集がかけられたのか?
6 なぜ、薫子は問題解決できないと寝てしまうのか?
7 なぜ、クロちゃんと凜太郎は親友なのか?
8 なぜ、四人は二手に分かれたのか?
9 なぜ、六花は天馬の頭をはたいたのか?
10 なぜ、点をつなぐと線になるのか?
11 なぜ、凜太郎はくやしくて心配で、うれしいのか?
あいま 祐樹[アイマ ユウキ]
著・文・その他
FiFS[フィフス]
著・文・その他
内容説明
広島の小さな島から鎌倉にひっこしてきた小学5年生の花毬凛太郎。家族は母親で作家の薫子、そして親友でヤタガラスのクロちゃんだ。サッカー部に入るつもりが同級生の上條天馬から強引に探偵部に入部させられた凛太郎は、部員の山内六花と3人でお宝探しの謎にいどむ。ラストには思いがけないどんでん返しが待っていて、最後の最後まで目が離せない!小学中級から。
著者等紹介
あいま祐樹[アイマユウキ]
東京都生まれ、広島県育ち。慶應義塾大学卒。2013年、『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉として宝島社文庫『残留思念捜査 オレ様先生と女子高生・莉音の事件ファイル』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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