出版社内容情報
水戸岡 鋭治[ミトオカ エイジ]
著・文・その他
内容説明
勉強は得意じゃないけれど、絵を描くことが大好きだった少年が、一枚の絵と衝撃的な出会いをし、のちに新幹線のデザイナーとなる―。鉄道車両だけでなく、駅舎やホテルなどさまざまなデザインを手がけ、その斬新さで注目を浴びる著者が明かす九州新幹線つばめ誕生までの秘話。次々と立ちはだかる困難を物作りの楽しさが乗り越えていく、夢と希望の感動ノンフィクション。小学中級から。
目次
800系「つばめ」デビュー
「つばめ」誕生物語
ぼくの子ども時代
デザインの境界をこえて
「アクアエクスプレス」から新幹線「つばめ」まで
未来をデザインしてみよう
著者等紹介
水戸岡鋭治[ミトオカエイジ]
1947年岡山県生まれ。デザイナー、イラストレーター。建築、鉄道車両、グラフィック、プロダクトなどさまざまなジャンルで活躍を続けている。ブルネル賞、ブルーリボン賞、日本鉄道賞、毎日デザイン賞、菊池寛賞など多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドナルド@灯れ松明の火
11
新幹線つばめを中心に写真も多く、小学生向けだがわかりやすく仕事に対する想いや仕事を行う時の心構えがキッチリと書かれている。これを読んでデザイナーを目指す子供たちが増えるといいな。2015/04/17
喪中の雨巫女。
11
《私ー図書館》熊本市現代美術館で、今水戸岡さんの作品展が、開催中です。この本読んだら、行きたくなりました。新幹線や、ななつ星や、熊本市電のココロ号に乗ってみたくなりました。2014/09/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
教育出版国語 5年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】2021/05/24
牛乳🐮
9
5年生 国語科教科書紹介本。デザイナーである水戸岡鋭治さんが新幹線のデザインをすることになったきっかけや、新幹線ができるまでに関わる職人や営業の人々の働きについて。直前に「青い鳥文庫ができるまで」を読んでいたので、間に入るカットやカラーページについて講談社の編集部でどのようなやりとりやいきさつがあってこの本ができあがったのかも考えてしまった。1冊の本も新幹線も、読者や利用者に喜んでもらいたいという気持ちでできあがっている。2022/12/05
しろくま
8
小3息子が読んでいました。水戸岡さんのデザインは以前からすごすぎると思っていました。すてきな列車のデザインをいくつも担当されていますものね。自分もじっくり読もうと思います。2022/12/04