出版社内容情報
後に伊達政宗となる梵天丸は仙台藩主の座を左右する秘密を抱えていた……。タイムスリップ探偵団の乱入で跡目相続が珍騒動と化す!●今回、香里、拓哉、亮平の3人組がタイムスリップしてしまったのは、天正五(1577)年、出羽国米沢城。領主の伊達家では長男の梵天丸と次男の竺丸が跡目を巡って対立していた。梵天丸はのちの伊達政宗である以上、後を継いでもらわないと日本の歴史が変わってしまうことになる。香里、拓哉、亮平は梵天丸に何としてでも勝ってもらうため協力しようとするが、政宗たちの父・輝宗はどちらが跡継ぎとしてふさわしいか、料理の腕比べで決めると宣言した。しかし、香里にとって料理は唯一にして最大の弱点。ちゃんとした食べ物を作れたことがかつて一度もないのである……!!
1 香里流の料理!
2 東北にタイムスリップ
3 跡目を決めるテスト?
4 梵天丸くんの本音は?
5 香里、料理の腕を試される
6 竺丸くんの秘密
7 城下の畑で「穫ったどー!」
〈読者諸君へ第一の挑戦状〉
8 食材を手に入れる暗号
〈読者諸君へ第二の挑戦状〉
9 梵天丸くんとふたりきり
10 苦難の魚料理対決
11 「愛しき茸」を探せ
12 遭難!? 危機一髪
13 勝負の結果は……
14 戦国時代の服装のままで
楠木 誠一郎[クスノキ セイイチロウ]
著・文・その他
岩崎 美奈子[イワサキ ミナコ]
著・文・その他
内容説明
香里たちのタイムスリップ先は、今度も戦国時代で天正五年の出羽国米沢。後に仙台藩初代藩主伊達政宗となる梵天丸と出会い、弟・竺丸との跡目争いに巻き込まれてしまう。父・輝宗の後継ぎをどちらにするかを決めるという重大な試験に無理やり引き込まれてしまったからだ。しかもその試験は香里の最大の弱点、料理が課題になっていた…!小学上級から。
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。日本大学法学部卒業後、歴史雑誌編集者を経て作家となる。『十二階の柩』(講談社)で小説デビュー。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞
岩崎美奈子[イワサキミナコ]
3月10日、新潟県生まれ。魚座のB型。ゲームのキャラクター画、本や雑誌の挿絵などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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