出版社内容情報
あいつぐ爆破事件。鈴は、年下の超能力少女・風那に、犯人さがしを競争しようといどまれる。犯人を追いつめるのは、鈴か? 風那か?
鈴木鈴(すずき・りん)は、私立・星柳学園の中等部1年生。引っ込み思案でおとなしい鈴には、意外な能力がある。予知夢を見ることができるのだ。でも、その能力のことを知っているのは、家族と、近所の大学生航平、そして、電話で話したことしかない「オフサイド刑事(デカ)」だけだ。
予知夢で見た少女を、学園のオープンスクールのときに助けた鈴。後日、その少女が鈴の前にあらわれ、「連続爆破犯さがしの競争をしよう」ともちかける。少女・風那(ふうな)は、小学校6年生。触ったものの記憶や現在の姿を見ることができる超能力の持ち主だったのだ。
鈴は、犯人逮捕の助けになればと、謎の刑事「オフサイド刑事」に、風那の存在を教える。そんなとき、爆破に関係する予知夢を見て……。
鈴の秘密を知らない親友・由里との友情、そして、風那と鈴の対決の結末は?
【著者紹介】
東 多江子(ひがし たえこ)
福岡県北九州市生まれ。同志社大学文学部卒。フリーライターを経て、NHK大阪局主催・ラジオドラマ懸賞募集にて最優秀賞受賞、以後脚本家となる。脚本作に、「夜のコーラス」(ラジオドラマ、芸術祭作品賞)、「ラヂオ」(ラジオドラマ、芸術祭選奨)、「ええにょぼ」(朝の連続テレビ小説)、「中学生日記」「虹色定期便」(ともに教育テレビ)、映画「仔犬ダンの物語」「17歳旅立ちのふたり」など多数。青い鳥文庫では「へこまし隊」シリーズのほかに、ノンフィクション『タロとジロ―南極で生きぬいた犬―』がある。
内容説明
中1の鈴木鈴は、動物に好かれるおとなしい女の子だけど、予知夢を見る能力がある。ある日、予知夢で見て、鈴が助けた少女・風那から、「爆破犯人さがしの競争をしよう。」と言われる。とまどう鈴の夢に、爆破犯人が出てきて…!?鈴の秘密を知らない同級生・由里との友情、謎のオフサイド刑事の正体、そして、風那と鈴の対決の結末は?小学上級から。
著者等紹介
東多江子[ヒガシタエコ]
福岡県生まれ。同志社大学卒業。フリーライターを経て、脚本家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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