講談社青い鳥文庫 パスワード謎旅行ｎｅｗ―風浜電子探偵団事件ノート〈４〉 （改訂版）

松原 秀行【作】/梶山 直美【絵】

講談社（2013/03発売）

• サイズ B40判／ページ数 304p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062853415
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

マコトたち電子探偵団の５人が３泊４日の謎解き旅行に！　そこでは漢字の館など５つの謎の館が待ち受けていた。シリーズ開始から18年がたった今も大人気の、「パスワード」の初期作品の新装版の４冊目。電子探偵団初の「旅行記」はシリーズ内でも特に人気の高い１冊！

電子探偵団の５人ででかけた初の旅行は、東北での「ミステリー合宿」！　旅先の夢野市は、ザシキワラシやカッパがでる！　ということで有名だったり、謎解き攻めに会う「五つの謎の館」があったりで楽しい旅行だったのに、みずきとちょっとしたことでギクシャクしちゃったマコトは少しだけブルーに。そんな中、「名探偵の行く所に必ず事件あり」の掟どおり、事件発生！　謎が謎を呼ぶ事件の真相は！？　そして、マコトとみずきの仲はどうなってしまうのか！？

序章　思いがけない招待状
第一章　旅立ちはノスタルジア
第二章　山猫列車の捜査会議
第三章　妖精の森のホテル
第四章　入れかわった風景
第五章　注文の多い館たち
第六章　なぞなぞ村の謎の事件
第七章　漢字暗号は超難問
第八章　カッパとザシキワラシ
第九章　名人の秘密
第十章　鍾乳洞の冒険
終章　謎旅行は終わらない
あとがき


松原 秀行［マツバラ ヒデユキ］
著・文・その他

梶山 直美［カジヤマ ナオミ］
著・文・その他

内容説明

リニューアル版「ｎｅｗ」の第４弾はシリーズ内でもとくに人気の高い、電子探偵団の５人の東北でのミステリー合宿編！旅先はザシキワラシやカッパの伝説で有名だったり、謎解き攻めにあう「５つの謎の館」があったりで楽しい旅行だったのに、マコトとみずきの仲はギクシャク。しかも「探偵のいるところ、事件あり」の掟どおり、事件も発生！？小学上級から。

著者等紹介

松原秀行［マツバラヒデユキ］
神奈川県に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、フリーライターに。さまざまなジャンルで執筆する一方で、児童文学を書きつづける。１９９５年より「パスワード」シリーズをスタート、現在に至る

梶山直美［カジヤマナオミ］
静岡県に生まれる。「別冊マーガレット」で漫画家としてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ユメ]

電子探偵団がミステリー合宿へ。強いチームワークで結ばれた五人が、行きの列車で捜査会議と称して問題を出し合ったり、民話の地・遠野をモデルにした夢野で事件に挑んだり、「なぞなぞ村」でパズルに頭を悩ませたりする姿が、本当にいきいきと楽しそうで羨ましい。ミステリ要素に加えて、小学生たちの心情がたっぷり描かれているのも読みどころ。特に、意識し合うあまりぎくしゃくしてしまうマコトとみずきの関係がなんとも甘酸っぱい。みずきの乙女心が可愛くて、応援したくなる。野原たまみと電子探偵団のあいだに友情が芽生えるくだりも好き。

2017/10/14

[北風]

やはり大人が読んでも面白いこのシリーズ、面白さは登場人物のキャラ立ちにあるんだろうと思います。なんとかレンジャーに例えれば、マコト＝赤、飛鳥＝黒、ダイ＝黄、みずき＝青、まどか＝桃、と、この刷り込まれたキャスティングが、大人でも、すんなり読める理由なのかなあ…。今回レイ様の出番が少ないので、星１ヶマイナス！！ オススメ度：★★★☆☆

2014/09/08

[ほたる]

探偵あるところに事件あり。「ナイルの涙」の文字を見た瞬間に話を思い出した。マコトとみずきもこの辺から気になり始めたぐらいかな。今後も見逃せない。野原たまみが懐かしかった…彼女もこれから活躍の機会があると思うと楽しみ。

2021/01/17

[あいぎす]

ノハラの登場はこの巻だったのか、最初のほうでけっこう色々な人が出てきたんだなぁ。どんどん読んでいける。今年中に最新刊までいけるか。30巻まで一気に買ったが今年中は厳しいかな笑

2017/09/06

[きのこ]

「ふいに、すばらしい計画を思いついた。いっそのこと、電子探偵団の『ミステリー合宿』にするっていうのはどうだろう。それだ、それ。それっきゃない！！」(p13)

2019/02/15