出版社内容情報
知将幸村が足をすくわれて絶体絶命に!? 大坂の陣へ向かう真田十勇士の前に服部半蔵が立ちはだかる。歴史が変わってしまうかも!●今回、香里、拓哉、亮平の3人組がタイムスリップしてしまったのは、慶長十九(1614)年、大坂冬の陣を目前にした高野山ふもとの九度山村。徳川方との戦いを決めたと豊臣秀吉から連絡を受けた真田幸村が、村を出て大坂に向かおうとしているところだった。幸村の息子幸昌は偉大なる父からこの機に何とかして認めてもらおうとチャンスをうかがっている。そのためには、監視役として見張りについている和歌山城主浅野家の目を逃れて、ひそかに掘っていた抜け穴から脱出しなくてはならない。しかし、香里たちがまぎれこんできたために、事態は思わぬ方向へ転がり始める……!
1 恐怖のお化け屋敷
2 暗い抜け穴
3 亮平、本領発揮
4 正体、見破られた!
5 偉大な父をもつ息子
〈読者諸君へ第一の挑戦状〉
6 六連銭の暗号
〈読者諸君へ第二の挑戦状〉
7 脱出日、決まる
8 十勇士、集結
9 脱出ミッション、開始
10 前途多難な脱出劇
11 抜け穴の攻防
12 水攻め、危機一髪!
13 十勇士、使えないっ
14 幸村VS.服部半蔵
15 ヘトヘトの帰還
楠木 誠一郎[クスノキ セイイチロウ]
著・文・その他
岩崎 美奈子[イワサキ ミナコ]
著・文・その他
内容説明
慶長十九年、高野山のふもと九度山村では、豊臣の援軍要請に応じた真田幸村が打倒徳川を目指し十勇士たちと大坂へ旅立とうとしていた。和歌山藩主浅野家が監視の目を光らせてはいたが、幸村は何とかうまくかわして脱出するべく準備を整えていたのである。しかし、そこへ香里、拓哉、亮平の三人組がタイムスリップしてやってきたために、せっかくの計画が狂い始めるのだった…!小学上級から。
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。日本大学法学部卒業後、歴史雑誌編集者を経て作家となる。『十二階の柩』(講談社)で小説デビュー。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞
岩崎美奈子[イワサキミナコ]
新潟県生まれ。ゲームのキャラクター画、本や雑誌の挿絵などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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