出版社内容情報
本、ノート、鉛筆。わたしたちのまわりには、森林のおくりものがいっぱい。豊かな森林が、人間を支えてくれているのです。わたしたちのまわりには、森林のおくりものがいっぱいあります。本も、ノートも、鉛筆も、みんな森林のおくりものです。それだけではありません。わたしたちが呼吸する酸素は、だれが作ったのでしょう? これも、緑色の植物が、長い年月をかけて作ってくれたものなのです。
水道の蛇口から流れる水も、森林からのおくりものです。
降った雨が森林の土にすいこまれ、地下にしみこんで地下水となり、ゆっくりゆっくりわきだして、流れでたものが、川の水なのです。
森は人間を支えてくれています。そのうえ、森の土の栄養が、海に流れ込んで、魚を育ててもくれているのです。森林は、自然を支えてもいるのです。森林のさまざまな働きを知れば知るほど、その大切さがわかります。
ロングセラーノンフィクション、「生きている」シリーズの新装版第3弾。自然や、人間の見え方がきっと変わる、小中学生から大人まで、必読の1冊!
富山 和子[トミヤマ カズコ]
著・文・その他
大庭 賢哉[オオバ ケンヤ]
著・文・その他
内容説明
なぜ、自然はたいせつなのでしょう?日本人は、国土の3分の2をしめる森林のめぐみをうけてくらしてきました。紙、えんぴつ、つくえやいす。水も土も、みんな森林のおくりものです。森林のはたらきがわかると、なぜ自然がたいせつなのかも見えてきます。『川は生きている』『道は生きている』に続く、名作ノンフィクションの新装版。小学中級から。
目次
日本は森の国です(木のくらし;木はどのようにつかわれたでしょうか ほか)
山国の人たち(森林は人間がそだてました;山国の人たちは、心のやさしい人たちでした ほか)
森林のはたらき(森林は風をふせいでくれました;森林は雪もふせいでくれました ほか)
土こそが人間を守る(もしも山に人がいなくなってしまったら;土こそが人間を守る)
著者等紹介
富山和子[トミヤマカズコ]
群馬県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。評論家。立正大学名誉教授。日本福祉大学客員教授
大庭賢哉[オオバケンヤ]
神奈川県に生まれる。児童書のさし絵・漫画・装画などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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