出版社内容情報
絵本だけではわからない、かぐや姫のほんとうの物語。つらい日々に負けず、幸せをつかもうとする「鉢かづき姫」も収録。中学の古典で学ぶ物語を現代語訳で。
<竹取物語>
竹取の翁は、ある日、竹の中に光り輝く女の子を見つけました。竹取の翁のもとで、あっという間に大きくなった女の子は、かぐや姫と名づけられました。その美しさは国中のうわさとなり、求婚者が後をたちません。けれどもかぐや姫は、だれとも結婚しようとせず、最後に残った五人の貴公子に、それぞれ異なるお願いをします。なぜ、かぐや姫は、無理なお願いをするの? 帝とかぐや姫の間柄は? など、絵本ではわからなかった、かぐや姫のほんとうの物語。
<鉢かづき姫>
なに不自由ないくらしをしていた姫。ところが十三歳のとき母が病死してしまいます。母にかぶせられた大きな鉢がとれなくなり、姫は「鉢かづき」とよばれて気味悪がられ、意地悪な継母のせいで、ついには家を追い出されてしまいます。
絶望し、死のうとする鉢かづき姫でしたが……。つらくても、いつか幸せになれると信じて頑張る姫の、シンデレラストーリー。
時海 結以[トキウミ ユイ]
著・文・その他
水上 カオリ[ミナカミ カオリ]
著・文・その他
内容説明
5人の貴公子に無理なお願いをしたかぐや姫。だれとも結婚しようとしないのはなぜ?(「竹取物語」)。頭にかぶせられた鉢がとれなくなり、家を追いだされてしまう姫の運命は?(「鉢かづき姫」)。ふたりの姫の幸せは、いったいどこにあるのでしょうか?教科書に書てくる古典を、親しみやすい現代語訳で。小学中級から。
著者等紹介
時海結以[トキウミユイ]
長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、2003年『業多姫』(富士見書房)で作家デビュー。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属
水上カオリ[ミナカミカオリ]
東京都生まれ。漫画家&イラストレーター。大学卒業後、webデザインの仕事を経てデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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緑茶
葵@晴読雨読
くまこ
感謝
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減