講談社青い鳥文庫 トム・ソーヤーの冒険 （新装版）

トウェーン，マーク【作】/飯島 淳秀【訳】/にし けいこ【絵】

講談社（2012/04発売）

• サイズ B40判／ページ数 296p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062852869
• NDC分類 K933
• Cコード C8297

出版社内容情報

わんぱく少年のトム・ソーヤーが、田舎町を所狭しと暴れまわる！　ジャクソン島への家出、宝さがしなど、手に汗握る冒険がいっぱい！１９世紀のアメリカの田舎町、セント・ピーターズバークを舞台に、わんぱく少年トムは所せましと、いたずらをして、みんなを困らせます。その毎日は冒険でいっぱい。
　あるときは、家出をして、ジャクソン島でキャンプをして、あげくのはてに、自分たちの葬式に帰ってきたり、またあるときは、夜中の墓場にしのびこみ、殺人現場を目撃したり……。
　そして、最後には、仲間のハックルベリー・フィンといっしょに、インジャン・ジョーがかくした財宝を見つけて、大金持ちになってしまします。

マーク・トウェーン［マーク トウェーン］
著・文・その他

飯島 淳秀［イイジマ ヨシヒデ］
翻訳

にし けいこ［ニシ ケイコ］
著・文・その他

内容説明

舞台は、１９世紀のアメリカの田舎町。わんぱく少年トムは、人一倍のいたずら者で、その毎日は冒険でいっぱい。あるときは家出をして、無人島でキャンプをしたり、またあるときは、夜中の墓場にしのびこみ、殺人現場を目撃したり。そして最後には、仲間のハックルベリ・フィンといっしょに、人殺しのインジャン・ジョーがかくした財宝を発見。アメリカ文学、不朽の名作。

著者等紹介

トウェーン，マーク［トウェーン，マーク］
１８３５年、アメリカ合衆国ミズーリ州に生まれる。幼いときに父が死亡したので、１２歳で実社会に出、見習い印刷工をしながら文章をおぼえる。蒸気船の水先案内などをした後、新聞記者として成功。アメリカ文学の頂点に立つ。１９１０年没

飯島淳秀［イイジマヨシヒデ］
１９１３年東京生まれ。立教大学英文学科卒。英米文学の翻訳のほか、児童文学も多数訳していた。１９９６年没

にしけいこ［ニシケイコ］
１２月２６日鹿児島県生まれ。漫画家、イラストレーター。都留文科大学国文学科卒業。在学中にデビューし、教員を経て、漫画家として独立。西炯子名義の作品挿絵がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[植田 和昭]

この本読んだことが無いとおもっていたのですが読んでました。傑作ですね。子供の頃を思いだしました。マークツエインいい作品を書きますね。ハックルベリイフィンの冒険も読んでみたいです。

2019/06/11

[魚京童！]

悪魔は死人についていけ。ねこは悪魔についていけ。いぼはねこについていけ。おれは、おまえと縁切りだ。

2015/07/26

[ねこ]

『ハックルベリー・フィンの冒険』の後に読んだので物足りなかった。こちらは腕白少年の物語。なかなか物語世界のなかに入れなかったのは訳語のせいかとも思ったのですが、マーク・トウェインが新聞記者だったことを考えれば、原文の雰囲気を生かした訳なのかも。

2019/08/28

[静電気質]

懐かしかった。ハウス名作劇場は観てたけど、ちゃんと読んだことはなかった。よい機会だった。ばかばかしくも楽しい子供たちの発想に、昔を思い出して共感した。

2013/12/26

[より]

何度も何度も「ぼくらの七日間戦争」を読んでいるので、同じような子供が主人公の冒険もので殺人事件などのないものを探しました。（厳密には死体発見など死に関するものは出てきますが） とても気に入ったようで、ここ数日何度も読み返して楽しんでいます。

2024/10/19