講談社青い鳥文庫<br> 平清盛―運命の武士王 歴史英雄伝

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講談社青い鳥文庫
平清盛―運命の武士王 歴史英雄伝

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  • サイズ B40判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062852678
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

「わたしはなにものなのか?なにをなすべきなのか?」武士の身分で殿上人となり、武家社会、貴族社会両方の頂点にたった清盛の生涯。

―「わたしはなにものなのか? そして、なにをなすべきなのか?」若き日の清盛は、そのことに悩み、たえずそれを自分に問うてきた。しかし、その答えは、なかなかわからなかった。それがわかったのは、成長した清盛が、時代を大きく動かすようになってからのことだった。―
 武家の棟梁でありながら、殿上人となり、武家社会、貴族社会両方の頂点にたった清盛。
戦・政治の要を知り尽くす「才気」、交易が新しい時代を作る信じる「先見の明」を持ち、またその二つを「国と民」両方のために使いたいと考える人格者でもありました。一族郎党の棟梁として、つねに悩み考え行動する清盛の人物像に迫ります。
 いままでとはまったくちがった視点で書かれた清盛を発見できる1冊です。

 2012年のNHKの大河ドラマの主人公・平清盛は、これまでどちらかというとライバルの「源氏」視点で書かれた資料が歴史上多いことなどから、アンチヒーローとして描かれることが多い人物でした。その平清盛を、「これまでにない形」で「新しい切り口」で描いた作品にしたいということが刊行の狙いです。
 作者の小沢章友氏は「清盛は貴族社会と武家社会の両方の頂点にたった類まれな存在」であると位置づけ、出生からその最後までを独自の視点で迫り、書き上げました。

 もちろん、有名なエピソードや、その時代の文化を感じさせる事柄なども盛り込みつつ、年若い読者にも楽しみやすい、驚きとワクワク感を持って読める「エンタメ」作品に仕上げられております! 新しい「清盛」像に期待してください!

 イラストは、「戦国武将物語」シリーズに続き、「週刊少年マガジン」の人気まんが家棚橋なもしろさんにお願いしました。個性が強く魅力なキャラクターはもちろん、充分な時代考証のうえで丁寧に描かれた衣装・背景にもご注目ください!

内容説明

「わたしはなにものなのか?なにをなすべきなのか?」若い清盛はいつも悩んでいました。成長した清盛は、武家の代表でありながら朝廷でも出世して、武家社会、貴族社会両方の頂点に立ちます。戦にも政治にも強く海外へも目を向ける新しさを持ち、時代を動かそうとする清盛―。今まで語られることの少なかった新しい清盛を発見できる1冊。小学中級から。

著者等紹介

小沢章友[オザワアキトモ]
1949年生、佐賀県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。『遊民爺さん』(小学館文庫)で開高健賞奨励賞受賞

棚橋なもしろ[タナハシナモシロ]
まんが家。2003年『必殺!捕物町』で第71回週刊少年マガジン新人漫画賞佳作を受賞。2005年週刊少年マガジン50~52号の『15の夜』でデビュー。以降「週刊少年マガジン」「マガジンSPECIAL」で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

速水 舞

0
とてもきれいにまとまっているという印象です。もう少しまわりの人の心情も知りたかったなぁ2013/07/02

三田主水

0
かなりシンプルな(真面目な)清盛伝ですが、狂言回し的存在として土御門の陰陽師が登場するのが、作者のファンとしては嬉しい。2012/01/17

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