- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(西洋)
出版社内容情報
日本でも人気の高い19世紀末に活躍した画家=グスタフ・クリムトと、活躍の時代背景であるウィーン世紀末のアートシーンを、図版とわかりやすいテキストで解説する。
内容説明
神聖ローマ皇帝家としてのみでも400年間ヨーロッパに君臨したハプスブルクの帝国が、最後の花を咲かせようとしていた帝都ウィーン。貴族社会の寵愛を受け、やがてこれに反逆する才能豊かな一人の男。グスターフ・クリムトのなかで、旧時代の豪奢と、新時代の生身の創発力とが拮抗する。彼の救いは何処にあるのか。連綿と続く草花や枝葉の装飾の彼方へか。あるいは、自然そのものとして現れようとする愛すべき女たちのなかにか。ウィーンのあだ花か、裸の真実か。
目次
第1章 世紀末ウィーン
第2章 クリムトとアカデミズム
第3章 ロマンティシズムとクリムト
第4章 分離派
第5章 ベートーヴェン・フリーズ
第6章 ストックレー邸と生命の木
第7章 黄金様式と女たち
第8章 素描
第9章 クリムトと表現主義
第10章 風景画
著者等紹介
木島俊介[キジマシュンスケ]
共立女子大学文芸学部教授、群馬県立近代美術館館長、群馬県立館林美術館館長、東急文化村プロデューサー。1939年鳥取県の生まれ。慶応義塾大学文学部(美学・美術史専攻)卒業。フィレンツェ大学、ニューヨーク大学大学院、同美術史研究所に学ぶ。1970年創立の万国博美術館(現・国立国際美術館の全身)をプロデュースして以来、数多くの美術館設立と美術展の企画開催、カタログの制作執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ybhkr
yurari
paco
mojo
マキオカ
-
- 和書
- おおきいかさ