出版社内容情報
ささいな痕跡から大胆かつ繊細な推理で、思いも寄らない真相をえぐり出す!美しい刃物のような名探偵の鋭さが、邪悪と罪を斬る!●ケント州のチャタム市から鉄道で3マイルほど離れた、ヨックスリー・オールド・プレイスで事件が起こった。コーラムと名乗る老教授の雇った青年秘書が何者かに頸動脈をナイフで切られて殺されたのだ。第一発見者のメイドに、被害者が残した最後の言葉は「先生、あの女です」。事件が起きた屋敷には、教授と青年とメイド、その他には家政婦と庭師の男が住んでいるだけである。果たして、犯人は誰なのか? ホームズは、死体の右手に握られていた金縁の鼻めがねに注目する……。ささいな事件の痕跡から真相を見事に解明する、さすが名探偵!とうならされる一冊。
日本シャーロック・ホームズ・クラブより表彰。クラブ会員でもある訳者・日暮氏による完全翻訳。シリーズ全作品を読めるのは青い鳥文庫だけ。シャーロック・ホームズといえば、青い鳥文庫!
アーサー.コナン・ドイル[アーサー.コナン ドイル]
著・文・その他
日暮 まさみち[ヒグラシ マサミチ]
翻訳
青山 浩行[アオヤマ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
学術書を執筆するために老教授によって雇われた秘書の青年が頚動脈を切られて殺された。手がかりは死の間際に残した「先生、あの女です。」という謎の言葉と、青年が握りさめていた金縁の鼻めがねだけ。しかし、名探偵ホームズはそこから思いもよらぬ真相を明らかにしてみせる。鮮やかな推理が冴え渡る傑作ミステリーの絶好調シリーズ。日本シャーロック・ホームズ・クラブより表彰。小学上級から。
著者等紹介
ドイル,アーサー・コナン[ドイル,アーサーコナン]
1859年、イギリスのエジンバラに生まれる。開業医をするかたわら小説を書きはじめ、1887年に最初のホームズもの『緋色の研究』を発表。1891年に雑誌連載をスタートしてから爆発的な人気をえる。1927年までの40年間に60編のホームズものを書いたほか、歴史小説、SF小説なども執筆。実生活でもホームズのような推理力を発揮し、死刑囚の無実を証明した。ナイトの爵位をもつ。1930年に71歳で死去
日暮まさみち[ヒグラシマサミチ]
1954年、千葉市に生まれる。小学生のころからホームズ物語のおもしろさのとりこになり、青山学院大学では推理小説の研究会に所属。在学中にミステリーの翻訳をはじめ、10年間の会社づとめのあとに翻訳家として独立した。ミステリー、SF、コンピュータ書など幅広い分野の訳書がある。日本推理作家協会会員、日本シャーロック・ホームズ・クラブ会員
青山浩行[アオヤマヒロユキ]
イラストレーター、アニメーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 独習C# (第5版)