内容説明
高さ10メートル。そそり立つ飛込み台から空中へと体を投げだして、水中までわずか1.4秒。ほんの一瞬に全身の筋肉を使って複雑な演技を披露するのが、飛込み競技。危険と隣り合わせの、とてつもない緊張を要する、このきびしいスポーツの魅力を、体で味わってしまった3人の少年がいた。全くタイプのちがう彼らが、自分の可能性に賭けて、オリンピックをめざす青春小説の傑作!小学上級から。
著者等紹介
森絵都[モリエト]
1968年東京都生まれ。第31回講談社児童文学新人賞を受賞した『リズム』でデビューし、第2回椋鳩十児童文学賞受賞。著書に『宇宙のみなしご』(野間児童文芸新人賞)、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』(路傍の石文学賞)、『つきのふね』(野間児童文芸賞)、『カラフル』(産経児童出版文化賞)、『DIVE!!(1)~(4)』(小学館児童出版文化賞)、『君と一緒に生きよう』などがある。『風に舞いあがるビニールシート』にて第135回直木賞を受賞
霜月かよ子[シモツキカヨコ]
漫画家。1983年千葉県生まれ。1999年、第3回エニックス新人漫画大賞入選&審査員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kaori Yamamoto
1
テレ朝で羽鳥慎一アナが女子高校生飛込み選手(板橋美波)を密着。練習5時間のうちプールでの練習はわずか。ほとんどが狭いうらで柔軟筋トレ。飛込みは失敗するとアザが。逆立ちや回転練習等一通り目にした光景が蘇る。娘が借りてきたのをたまたま読んでしまった。一気読み。この魅力はなに?あ〜続きが気になる。2016/06/01
かみじょう@また会えるよ
1
妹が読む用に青い鳥文庫版が家にあったので再読。挿絵とかない方が好きだし、ずっと読んできた愛着があるから、新書版っぽい方が好きだなー。ちょっと言い回し違うと思うんだけど、“ダイヤモンドの瞳を持っているのよ”って言葉にはすごくわくわくするというか、胸が高鳴るなって。妹が呼んだら感想聞かなきゃ。2014/12/10
ミチティ
1
飛び込みする人って凄いなぁ2014/08/19
Sou Kirin
0
飛び込みの為に所謂青春のすべてを捨てて。それでも才能があって、上を目指せる可能性があるなら。レイジや陵は、どうすればいい。2017/08/12
那
0
あまり主人公が好きになれず……2巻以降は気が向いたら。2017/06/08