内容説明
人間界にいる妖怪たちを、一気に妖怪の世界に送りかえせる。そんな強大な力を持った「あやかしの鏡」が100年ぶりに発見されて、妖怪たちはざわついている。偶然「あやかしの鏡」を手に入れた平凡な小学生の亜樹は、なぜか妖怪たちから鏡を守らなければいけないハメに。そんななか、あちこちで謎の小火騒ぎが起きる。おまけに、亜樹のクラスにあやしい転校生がやってきた!小学上級から。
著者等紹介
香谷美季[カガヤミキ]
4月9日生まれ。明治学院大学社会学部を卒業後、OL、フリーターを経て少女小説家に転身。以来、好きな世界を描くことに全人生を捧げている
友風子[ユウフウシ]
8月5日生まれ。雑誌にイラスト・まんがを掲載のほか、児童書や小説のさし絵を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
4
あやかしの鏡を狙っているのは何もゴズキ、メズキだけではありません。今回は鬼もあやかしの鏡を手に入れようとします。そんなある日、亜樹のクラスに「国上キドウ」という少年が転校してきました。そして、いつの間にかクラスの中に「古居鏡子」という名前の少女がいて・・。あやかしの鏡シリーズ第3弾。本来敵であるはずのゴズキ、メズキが何故か憎めません。何だかおっちょこちょいでコントでも見ているようです。続編が楽しみです。★★★★2010/02/18
こりらっち
3
イラストが好き。新キャラのキドウはこれから敵か味方か。いまだ謎は謎のままだなあ。これからどんな展開になっていくのか楽しみ。2013/04/22
いくっち@読書リハビリ中
1
3巻の表紙はいきなり大人っぽくなった。見慣れないかわいい女の子はアレ。アレのカケラを拾い集めたら美しいアネゴになったりして。主人公も察しが悪いけれど、鬼のお供なあいつらはもっと抜けているのでバランスが取れています。性格がとことん悪いキドウと火車が今回の見どころ。2011/04/19
yumiha
1
やっぱり謎は解決しとらんぞぃ~(泣)新たなキドウが加わるし、焼却炉に閉じ込めた火の輪をそのまま、ちゅうわけにはいかんやろしし・・・。チカッちゃんは「ちかたの森」かなあ。2011/02/18
ゆき
1
新キャラ増えてにぎやかに。従兄がいい仕事した。土蜘蛛早く活躍してほしい。2009/08/07