出版社内容情報
AIの相棒と晒し首連続殺人の謎に挑む! 第3回講談社BOX新人賞受賞作「ファイナリスト/M」待望の続編登場!「晒し首連続殺人事件」に巻き込まれた僕は進化した人工知能の相棒とともに謎に挑む!
内容説明
探偵見習いの僕・二ノ宮鷹史は、探偵事務所の昇格試験に臨む過程で「晒し首連続殺人事件」に巻き込まれてしまった。パワーアップしたAI・メルクリウスと腐れ縁の友人・四分儀とともに難事件の謎に挑む。
著者等紹介
天原聖海[アマハラキヨミ]
1978年生まれ。静岡県出身。『ファイナリスト/M』にて第3回講談社BOX新人賞・流水大賞優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩川あかり
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前回に比べると見劣りするけれど、探偵物としては楽しく読めたかな2015/07/30
キスイ
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講談社BOXのくくりだけで言えば平均点以上は取れてると思うのに、人におすすめするには何かが足りないという感じがします。ファイナリスト/Mの続編ですが、前作から想像していたのとはちょっぴり違う方向に展開。読みやすい構成にはなったと思いますが、おとなしくまとまってしまったような印象もあります。2013/01/19
にゃー
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前半散りばめられていることが後半案の定回収されるがさすがに読んでてちょっときついかな。むしろミステリの皮を被った正義論の応酬なんでなぜBOXで出したし。アンチミステリが奇書であるならば奇書がアンチミステリであるならば。2011/07/01
ckit
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キヌ先生の絵はあれなままのにJDC的な雰囲気は引き継がないのだなと2011/04/16
ふじさん
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しっかりと楽しめた一方で、自分の期待した作風とは少しズレてしまっていたような感覚もあった。雰囲気だけ見ると前作よりミステリらしいミステリとして書かれたようにも思えるが、方向性としてはむしろ、いかにも講談社BOXらしいラノベ風青春小説としての要素に寄せたような印象。ミステリ部分の真相は余りに見え見えで、この全てが収まるべき場所に収まってしまったような着地にはもう少し驚きが欲しかった。正義についての問答と、AI姉妹の新展開は素直に好き。語義的にはやはり「推理小説」でなく、「探偵小説」として読むべきなのだろう。2011/04/06
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