出版社内容情報
爆笑のち、号泣。新青春プロバカ野球小説!弱小球団レッドアローズが挑む、球界の命運をかけた七番勝負!メンバーはトラウマを抱えた投手に、自称武士の外野手etc…!?勝利の女神はバカにこそ微笑む!
内容説明
一流軍団シャイニングスの中継ぎピッチャー・大空昇太郎は、球場で憧れの女子アナのデート現場を目撃、ショックのあまり危険球、相手選手を昏倒させたトラウマでフォークボールが投げられなくなってしまう。あっさりシャイニングスを解雇され、打ちひしがれる大空のもとに現れたのは弱小球団レッドアローズのコーチ・本郷だった。本郷が打倒シャイニングスを掲げて打ち出す、命懸けの秘策とは…!?そしてシャイニングスによる、日本プロ野球界を破滅に導く目論見とは…。
著者等紹介
森野樹[モリノイツキ]
『レッドアローズ』にて第5回講談社BOX新人賞Powersを受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zazo嶋
3
熱血(?)バカ野球小説。一見すると野球バカ達のストーリーのようですが、バカ野球ストーリーの方が正しい気がしますw。ただし、そのバカさ加減のメートルがもっともっと振り切っている方が折角だからいいと思うんですよねー。今作で、弱小球団のレッドアローズの本郷がとったような作戦や戦略や、人選はすでに水島大先生が散々と名作上で書いてるし、主人公「大空」の投げる魔球はアストロ球団に比べたらまだまだ人間じみてるしw。どうせ、こういったライトノベルで野球を描くなら読んでるコッチ側が呆れるくらいの超人達を出しても良かったのか2011/03/06
ふじさん
2
第五回Powers受賞作。「プロバカ野球小説」という触れ込みに恥じない、何も考えずに読める痛快な娯楽作品だった。崩壊寸前の球団再編に武士や木こり、自衛隊員を招集したり、このご時世に山籠りで命懸けの特訓をしたりと、大真面目な顔でバカをやる姿勢は嫌いじゃない。大空のプロに執着する理由が弱い気がした点や、登場するバカ要素に若干の出オチ感があった点など、Powersを受賞するほど突き抜けていたかどうかは意見が分かれそうだが、これは次回作も読んでみたい。どうでも良いが作中に登場する食べものがどれも美味しそうだった。2011/03/08
けろけろ
2
これはいい野球バカw 数人を除いてそこまで超人野球って程でもないけど、全日本選抜のレベルが低いのが気になるw 50歳のおじさん相手に1得点とかイカんでしょw 噂の低反発球ってやつだろうか2011/03/08
funa1g
2
軽く読めるが超人野球ものとしては半端かなあ。人数を絞らざるを得ないがそのせいで広がりに欠ける。ミスフルを思い出した。2011/03/05
キムタク
1
一人称小説で視点が変わるので、ついていけない部分があったが、話は面白かった!!2012/10/26
-
- 和書
- 〈図説〉虹の文化史