出版社内容情報
最もリアルで最も同時代的なキャラクター批評の最新形。
固有名(キャラクター)に宿る哲学、クラウド化する二次創作、現実化されなかった可能性――水子の物語。現在を彩る物語たちを三つの異なる視点から照射し、そこに見出され問われる新たな作家性“ゴースト”を浮上させる。もう成長しない日本と、その震災以後の作品(コンテンツ)に宿るべき“希望”を描き出す渾身の書。満を持していよいよ登場!
「東浩紀のゼロアカ道場」から発掘された一つの才能が、難産の末ついにデビュー!
東浩紀、推薦!
「『動物化するポストモダン』『美少女ゲームの臨界点』の精神は死に絶えていなかった――セカイ系コンテンツ批評の新たな逆襲!」
村上 裕一[ムラカミ ユウイチ]
著・文・その他
内容説明
固有名に宿る哲学、クラウド化する二次創作、現実化されなかった可能性―水子の物語。現在を彩る物語たちを三つの異なる視点から照射し、そこに見出され問われる新たな作家性“ゴースト”を浮上させる。もう成長しないと日本と、その震災以後の作品に宿るべき“希望”を描き出す渾身の書。最もリアルで最も同時代的なキャラクター批評の最新形。
目次
第1部 固有名の哲学(アイドル;キャラクター)
第2部 クラウド化した二次創作(創作性の変容;非現実を描く辞書;ゴースト;ニコニコ動画)
第3部 水子の倫理(人形と奇跡;水子の物語)
著者等紹介
村上裕一[ムラカミユウイチ]
1984年生まれ。早稲田大学第一文学部総合人文学科文芸専修卒。出版社勤務の傍ら「東浩紀のゼロアカ道場」に参加。最終関門通過者として、書籍デビューの権利を得る。フリーとして『WEBスナイパー』、批評同人誌『BLACK PAST』などで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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